エコバッグには仕切りが必要!身近なもので簡単に作ろう

2020/07/08
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
プラスチック製レジ袋の有料化が始まり、エコバッグを常に持ち歩く人が増えましたね。
私もその一人なのですが、エコバッグには意外な弱点があることに気づきました。

複数の店で買い物すると中身がぐちゃぐちゃに

自粛生活の影響で外出を控えていることもあり、買い物に行く時は複数の店を回って必要なものを一度に購入することが多い私。
ある日私は本屋で雑誌を買い、次にドラッグストアに寄りました。
雑誌を入れていたエコバッグに、ドラッグストアで購入した品物を追加。
その足でスーパーに行き、今度は野菜や肉などを買ったのです。
ふと思いました。
「雑誌の入ったエコバッグに、肉や魚も入れてしまうの?」
作業台に置いてある薄いビニール製の袋で生物を包みましたが、やはり不安です。
薄いビニール袋は破れることもありますし。
歩いている途中で耐えられなくなり、雑誌だけ抜き取り小脇に抱えて帰りました。

レジ袋削減のためなのにレジ袋を買う矛盾

エコバッグやふろしきをいくつか持っていれば、防げた事態ではあります。
でもどんなにコンパクトにたためるものでも、たくさん持てばかさばるのは事実。
ショッピングセンターに行く時など、パン屋やケーキ屋にも行って生活用品も買い、靴下まで手に入れて帰ることも。
一体、エコバッグを何枚用意すればいいのでしょう?

夫に相談すると、「レジ袋を買って、いつもカバンに入れておけば」とアドバイスされました。
そこで100円ショップで購入したのですが、ちょうどいいサイズは10枚入りで税込110円。
冷静に計算すると、1枚11円。近所のスーパーでは大きくてしっかりしたレジ袋が5円でもらえるのに。
レジ袋を削減しようということで始まった政策のはずなのに、もらえないからとレジ袋を買ってしまっては意味がないではありませんか。

そうか、仕切りがあればいいのか

途方にくれながら子ども達の遊ぶ様子をながめていると、電化製品のチラシを嬉しそうに読んでおります。
「好きだねえ」と苦笑しているうち、「これで袋を作ればエコバッグに仕切りを作れるんじゃ?」とひらめきました。
子ども達がいない時間に、例のチラシを回収して折ってみるといい感じ。

家にあるエコバッグの内側に、ぴったりと収まりました。
A4サイズの4倍くらいの大きさがあれば、どんなものでもよさそうです。

折り方は意外と簡単

私は小学生の時に折り紙や破ったノートなどを使って、よく袋を作っていたものです。
その時の記憶をもとに作ったので、難しいやり方ではありません。

1.紙を広げ、半分に折って折り目をつける(慣れたら省いても)
2.折り目に少しかぶさるように左右の端を折る
3.重なった部分をのりやボンドで貼る
4.袋の底にする部分を作るため、下側を好きな長さに折る
5.いったん広げて、折り目に合うように左右の角を三角に折る
6.折った部分を伸ばし、先に作った折り目にそって下の口を上下に広げる
7.三角の折り目にそってつぶすように折る
8.広げた部分の下側を、中心線をややこえるくらいまで折る
9.折った部分の端をのりやボンドで貼る
10.上側も同様に折って貼る
11.袋の上の口の端を少し折る
12.折り目にそって内側に折り込む

知らない方にはわかりにくいので、動画をインスタグラムにあげておきます。

気分を上げるなら可愛い紙で

あなたの家には、捨てるに捨てられず取っておいてある包装紙はありませんか?
贈答品などについていると、可愛いので何かに使おうとしまい込むことありますよね。
それらを使って紙袋を折れば、チラシで作った時のような生活感がなくなります。

可愛いものができました。
作った後は、しばらく袋を広げてかわかしておきましょう。
底と側面がくっついてしまうことを防げます。

仕切りがあると、家に帰って購入品を収納する時もスムーズ。
子どもと一緒に工作気分で作るのも楽しいと思うので、おこもり時間に試してみてはいかがでしょうか。

◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。

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