なんだかんだで最後はハッピー!40代主婦おすすめラブコメ映画

2021/01/01
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
皆さん、映画は好きですか?
悲しい映画を観て思い切り泣くのも良いのですが、やはり気楽に観られるのはたわいないラブコメ映画ですね。
若い人は知らないかもしれない、40代主婦ならではの懐かしいラブコメ映画をご紹介します。

愛しのローズマリー

原題は「Shallow Hal」、「Shallow」とは「薄っぺらい」くらいの意味です。
その題の通りに浅はかな男ハルが主人公。
彼は見た目の美しい女性とつき合うことしか頭になく、美女を追いかけては振られてばかり。
ところがある日、カウンセラーから心の美しさがそのまま容姿の美しさとなって見える催眠術をかけられ事態は一変。
そんな時に出会ったとびきりの美女、ローズマリー。
本当は、彼女は超肥満体型の女性で……?
ジャック・ブラックの面白さと、グウィネス・パルトロウの可愛らしさ。
思い切り笑えるところと思わず泣けてしまうところのバランスが絶妙。
大切なことに気づかせてくれる映画です。

50回目のファーストキス

事故の後遺症により1日しか記憶が持たない女の子に恋をしてしまった主人公。
彼女に忘れられてもめげず、毎日彼女の気を引こうとします。
そうしてうまくいけば恋に落ちるけれど、次の日になればまた振り出しに。
主人公にとっては50回目のキスでも、ヒロインにとってはファーストキスになってしまいます。
何とかならないかと策を講じて、少しずつ進展していく関係。
でも主人公には夢があり、その夢のために二人は別れることに……。
ドリュー・バリモアの可愛い笑顔に癒され、失敗してもめげないけなげな主人公に笑わせられつつ、勇気ももらえます。
衝撃のラストが見ものです。

猟奇的な彼女

主人公はある日、泥酔した女の子を鉄道のホームで助けます。
それがきっかけで仲良くなった二人。
ところが彼女はかなりの変わり者。
気の弱いところのある主人公は、彼女に振り回されてひどい目にあってばかりです。
容赦なく殴られるし、彼女は主人公に本心を見せず、何を考えているのかよく分かりません。
でも本当は、彼女には悲しい過去がありました。
ヒロインのチョン・ジヒョンがとてつもなく可愛くて、どんなに暴力的でも許せてしまいます。
だんだん、主人公がうらやましく見えてくるほど。
主人公のチャ・テヒョンも良い味をかもしだしていて、表情豊かで楽しいです。

ベガスの恋に勝つルール

原題は「What Happens in Vegas」。
「旅の恥はかき捨て」という意味を持つことわざの一部をとったものだそうです。
ラスベガスに憂さ晴らしに来た男女が偶然出会い意気投合、酔った勢いで結婚。
翌朝、結婚を解消しようと思った二人ですが、彼女が回していたスロットマシンのレバーを彼女の去り際に彼が引くと、なんと300万ドルの大当たり。
使ったコインは彼女のもの、回したのは彼。
このお金はどちらのもの?どちらでもいいでしょう、だって夫婦の共有財産なのだから!
そうして簡単には別れられなくなり、裁判所から6か月間の結婚生活を命じられてしまいました。
足の引っ張り合いを続ける二人の攻防戦が何ともばかばかしくて笑えます。
少しずつお互いひかれあっていく様子も描かれ、胸キュンものですよ。
何より、キャメロン・ディアスのパワフルさに元気をもらえます。

露骨なベッドシーンはなし!家族でワイワイ観られます

「愛しのローズマリー」はベッドシーンがあるものの、行為そのものの描写はうまくごまかしているので、中学生以上の子どもなら大丈夫かと思います。
「50回目のファーストキス」は純愛ものといった感じでベッドシーンなし。
「猟奇的な彼女」は、キスさえせずに終わります。
「ベガスの恋に勝つルール」はベッドシーンがあったことを示唆する表現はありますが、ベッドシーンそのものはありません。
ソフトな表現しかないものを選びましたので、おこもり期間に家族でワイワイご覧になってはいかがでしょうか。

※レビューはあくまでも個人の感想です。

◆記事を書いたのは・・・danngo
中高国語科教員免許を持つ、活字中毒気味のアラフォー。高学歴・高血糖・高齢出産の三高ライター。「家事は化学、子育ては文学」を信条としている。

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