食費より減らしやすい!食「周辺」費見直しでQOLを下げない節約を

2023/08/23
  • 二児の母。塾講師、学校教師の経験あり。甘いものと日本の古いものをこよなく愛しております。もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターのdanngoです。
食材の価格高騰がなかなかおさまりませんね。
つい食費の増加を気にしてしまいますが、あまり無理や我慢をするのは心にも体にもよくありません。
むしろ食費に関連する食「周辺」費を見直してみましょう。削りやすいかもしれませんよ。

調理時間を減らして水道光熱費削減

食べ物を調理する時にかかる水道光熱費は、食の周辺の費用ですよね。
調理時間を短縮することは、ガス代や電気代を節約することにつながります。
火の通りやすい食材を選ぶようにしたり、切り方に気をつけたりして短時間の加熱でもおいしく食べられるよう工夫しましょう。

おすすめはフライパン蒸し。野菜や肉などを軽く炒めて調味料と少量の水を加え、蓋をして弱火で加熱すれば数分で火が通ります。
蒸気の力で熱がいきわたるらしく、コンロ前にはりついていなくていいので楽な方法です。

調理に使う水もできるだけ減らしましょう。
夏は流水麺を使うのもありですし、パスタをゆでるなら半分に折ることをおすすめします。
たっぷりのお湯をわかさずに調理できるので、暑さも感じにくいですよ。

便利調理グッズをむやみに買わない

便利調理グッズって、誰かが使っているのを見るとほしくなるものなのですよね。
私は極力買わないことにしています。

最近では味つけ卵を簡単に効率よくつくれる容器をよく見かけますし、私の親も持っていました。
でもまあ、普通の保存容器でもなんとかなります。
たれを多く使ってしまうではないかと言われそうですが、あまったたれは納豆にかけるなどして消費しているから大丈夫。

かつては振るだけでライスボールがつくれるグッズとか、電子レンジでパスタをゆでる容器とかいろいろ買っていた時期がありました。
そういうものは特殊な形をしていたり少し大きかったりして、収納スペースを圧迫してしまうのです。
多用途に使えるものやオーソドックスなものなら、古いものを捨てて買い替えという形にできますが、便利グッズはどんどん増えるだけ。
お金を使うだけでなく、食材のストックを置く場所が減りものが探しにくくなって食品ロスを招きやすくなってしまいます。
生活スタイルにもよりますが、よほど必要性を感じないなら買わないのがベターです。

消耗品よりくり返し使えるものを

ラップ、アルミホイル、ジッパーつき保存袋といったものは基本使い捨てですよね(たまに洗って再利用する人もいるようです)。
キッチンペーパーをことあるごとに使い、あっという間にゴミにしてしまう家にも出くわしたことがあります。

高いものじゃないからどんどん使った方が楽だという意見もわかりますよ。
とはいえ買うとなると数百円はかかるしろものなのですよね。
使う量を減らして、浮いたぶんで大福なりシュークリームなり買ったほうが有意義なお金の使い方になるのではないでしょうか。

食品の保存には、蓋つきの保存容器がおすすめです。そのまま電子レンジで加熱できるものも多いですね。
電子レンジ加熱の時ラップがわりに平皿を裏返してかぶせるとか、野菜を蜜ろうラップでくるむという方法もあります。

冷凍ご飯はさらしで包むとおいしく解凍できますし、肉まんのように表面を湿らせたいものはぬれぶきんをかぶせて温めるのがおすすめ。
清潔なふきんはくり返し多用途に使えるのでぜひストックしておきましょう。

食周辺にまつわる費用というのは、つい見落としてしまいがち。
やってみると減らすのは意外と簡単で、食費を削るよりストレスがたまりません。
QOLを下げたくない、好きな食べ物をあきらめられないという人がいたら、試してみてくださいね。

◆記事を書いたのは・・・danngo
物心ついた時から生き物大好きだった40代主婦。美しく平和な地球と子どもの未来を守りたいと考えています。面倒くさがりのため、できるだけ手抜きしてズボラでもできるエコ活動を模索中。

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