「命」をつくるごはん作り。毎日のごはんに何を選ぶ?「おいしい!」を考える。サンキュ!全農部キックオフ!!
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こんにちは。家庭料理をこよなく愛するapricot projectです。
今年から参加させていただくことになった「サンキュ!全農部」。
先日キックオフミーティングがあり、全農担当者の方々、サンキュ!編集部の方々、全農部メンバーの皆さんとの勉強会に参加しました!
そこで私が感じたことを、今日は記事にさせてください。
全農部として日本の「おいしさ」を伝えます。
2012年からスタートし、既に8年の歴史がある全農とサンキュ!のタイアップ企画。
今回の勉強会を通じて、
「日本で生まれた食材を大切にする」
「国産食材のおいしさを届ける」
「日本の農業を支え続ける仕組みを作る」
ことの大切さを感じると同時に、
そのために必要な情報を出来る限り日常生活に落とし込み、発信するのが私たちライターの役割なのかな…と感じました。
日本のおいしさを、今日からすぐに取り入れられる形で発信していきたいと思います!
毎日のごはんづくりは命をつくる仕事。
とはいえ「日本の食」と言われても実感がわかないのが正直なところですよね。スーパーでは安い食材に目が行きがちだし、忙しければ産地のわかる「食材」よりもレトルト食品に手が伸びるし、毎日の生活の中で日本の食の今と未来を考える人は少ない気がします…。
でも、私たち主婦が毎日しているごはんづくりが「命をつくる仕事」だと考えたらどうでしょうか。できるだけ「生きる力」のある食材を使いたいと思いませんか。
みなさんは、食材を手にした時に「生命力」を感じたことはありますか。
もぎりたてのきゅうりとか、泥まみれのごぼうとか、ピン!とした小松菜とか…。
さっきまで木になっていたりんごや、釣り上げたばかりの魚もそう。
触っただけで、見ただけで、「これは絶対おいしい!元気になれる!」という食材です。
飛行機にも乗らず、船にも乗らず、採れたて、もぎたて、釣りたての「さっきまでちゃんと生きていた」食材って理屈抜きで魅力的ですよね。
海外育ちの食材も、日本育ちの食材も、食べ物としての大切さは同じだと思います。
でも、「生命力」だけは、産地から近い場所でなければ味わうことができないはず。
食材はいつだって生きていて、運ばれる間に鮮度が落ちるのはもちろん、育った場所とは異なる環境で保管されれば、どうしても魅力が減ってしまいます。魅力が減ってしまえば、美味しく食べるための手間が増えるから調理も大変。
だから、私たちが住んでいる日本で安定して作られる食材が増えることは、身の回りに力のある食材が増えることを意味するし、生命力のある食材を手に入れておいしく食べることが出来れば、「命をつくる」毎日のごはんも生き生きとしたものになる。
それに、食材が新鮮でおいしければシンプルな調理でも十分美味しいから、実は「時短」にもつながるんです。
また、「食べ繋ぐ」という観点からも、日本の農畜産業を私たち日本の消費者が積極的に支えるべきところは沢山あります。
自給率37%(2018年度/農林水産省)の日本。半分以上を輸入品に頼っているという状況を
今回のコロナで実感した人も多いはず。
私たち主婦は、どんな状況でも家族の為に食べ繋がなくてはいけません。
消費者の私たちから日本の生産者を支えて、もっともっと日本の食事情が自力で立てる環境にしていけたら、心強いですよね。
オンラインでつながる便利な時代
今回のキックオフミーティングは、コロナウイルスの影響を受けオンラインでの会議となりました。
会えないはずの人と「会える」ことの便利さに感動。
「インターネットを通じて世界がつながる」という感覚はこれまでもありましたが、身近な人とあえてオンラインでつながる、というのが私にとってはとても新鮮でした。
今まで、どちらかというと「なんでも目で見て、手に取って、肌で感じて納得したい」という気持ちが強かった私。でも、今回のstay homeではインターネットを通じて日本各地の生産者の方から食材を買わせて頂いたり、生産者の方が配信するzoomの料理講習を受けてみたりしています。
「灯台下暗し」で、知った気になっていた日本各地の情報。
これを機にオンラインでできる手段を駆使して、ぐっと踏み込んでみようと思っています。
まだまだわからないことばかりの日本の食事情ですが、これから全農部の活動を通じて考え、勉強し、発信していきたいと思います。最後まで読んでくださりありがとうございました。
***掲載の体験談は個人の感想です***