保存できない保存食?!毎日食べたい防災食。

2020/08/31
  • 家庭料理と手書きレシピが好きなapricot projectです。小学生と幼稚園生の母です。もっと見る>>

こんにちは。家庭料理をこよなく愛するapricot projectです。

9月1日は防災の日。
みなさんのご家庭ではどのような備えをしていますか。

我が家は家族分の持ち出しリュックのほかに、1週間は最低限命をつなぐことができる程度の食糧を備蓄するようにしています。

缶詰や乾物などの日持ちするものを備えて、使って、補充する。いわゆる「ローリングストック」をしていますが、数年越しで保存が可能な「防災食」はあまり備蓄していませんでした…。

保存できない保存食?!

私が防災用の食品をあまり備蓄していない理由は…昔試した商品があまりおいしくなかったこと。

毎年3月と9月に防災グッズの見直しをするのですが、その時期が近付くと消費期限の近づいた防災食を食べなければいけないのが憂鬱で、保存期間は短くても日常使いできる保存食を備蓄するようになりました。

でも、今回サンキュ!全農部で出会った防災食のおかげでイメージが変わりました…!!

常温で7年も保存できる商品なのですが…おいしすぎてつい食べたくなってしまい、保存できそうにありません!これは保存できない保存食…。

「全農オリジナル防災食 五目ごはん、野菜カレーごはん、和風きのこごはん」をご紹介いただきましたが、まずはパッケージにびっくり。

「非常時こそ食べる喜びを」という想いが込められたパッケージはポップでカラフル。

防災を考えるときは「最悪の事態」を想定するのが大切だと思いますが、防災グッズのパッケージがかわいらしいと元気が出るし、備えることに対して前向きなれる気がします。

国産素材!&こだわりの味わい

続いて驚いたのが、素材と味付けへのこだわり。

国産野菜や国産のもち麦、発芽玄米をふんだんに使い、鰹エキスや昆布で味付けしたごはんは…日常にも取り入れたいほどにおいしく、もち麦の食感がたのしく、お雑炊やリゾットのような感覚で柔らかめに作られているのでご高齢な方も小さな子どもも食べやすいように思います。

それでいて、食べごたえは抜群。1袋食べれば大人も満足できるボリュームです。
「非常時に我慢して食べる食事」という防災食のイメージが変わりました。

食物アレルギー特定原材料不使用!

おいしく、素材にこだわっているだけでなく、特定原材料等27品目不使用なので、アレルギーをお持ちの方でも安心して食べられるそうです。

選択肢が少なくなる被災時にも制限のある方へ安心して渡すことのできる食事なのだと魅力を感じました。

スプーン付き&食べやすさへの配慮に感動

さらに感動したのは、商品にスプーンが添付されていること。
底の部分にかさばらないよう工夫されてスプーンがついており、この商品さえあれば、防災食もカトラリーも全部そろうようになっています。

防災グッズでカトラリーや食器類が意外とかさばっていたので、この心遣いは嬉しい…。

パッケージも簡単に手で空けられるよう工夫されている上、食べ進めた時に途中でもう一度パッケージを切ることができる仕様になっており、「非常時でもこれ1つあれば不便がない」ことをとことん考えて作られた商品なのだと実感しました。

おいしいが嬉しい!

栄養や産地やつくり方…食事を考えるときに考えることは様々ありますが、やはり「おいしいこと」ってとても大切なことだと思います。

今回お試しさせて頂いた商品は、長期保存できること、加熱しなくても食べられること、アレルギーに対応すること…など様々なポイントをクリアしながらも、「おいしさ」を諦めていないアイテム。

五目ごはんだって、レトルト商品とは思えないほどに具材がしっかりと入っていて、満腹になるだけでなく満足感があります。

パッケージから出してそのままの状態でも、電子レンジで温めた状態でも食べてみましたが、どちらの状態でもレトルト感が少なく、大人でも子供でも食べやすい味です。

日常生活でさらにおいしく活用すべく、和風きのこごはんはフライパンでおこげを作って、野菜カレーごはんはチーズを乗せて焼きカレーにして食べてみました。

もともとの商品がおいしいので、アレンジしてももちろんおいしく、こんなに楽しむことができる防災食があるんだ…と、我が家の防災グッズに入れようと思っています。

今回の商品は、イトーヨーカドー各店舗、楽天モール、PAYPAYモール等で取扱いがあるそうです。

防災について考える上でおすすめの商品です。



記事を書いたのは…apricot project
2児の母。「軽やかな気持ちでキッチンに立つ」ことをモットーに、家庭用理の手書きレシピの発信やワークショップ運営をしています。また、日本全国のものづくりを訪ねて勉強&商品開発をしています。

***掲載の体験談は個人の感想です***

計算中