砂糖が違えばお菓子が変わる!
乳アレルギー息子持ちの三田とりのです。
乳アレルギーがあると牛乳がダメ、バターもダメ、生クリームもダメだしチーズもダメだしチョコレートもダメです。
なので、市販の洋菓子は食べるのが難しく、和菓子やチップス系の乳成分の入っていないもの、グミやゼリー、サツマイモやバナナなどの果物をおやつにすることが多いです。
あとは、ホットケーキやクッキー、ドーナツなど自家製おやつになります。
小麦粉とベーキングパウダー、砂糖と卵と豆乳と油があればすぐ作れるので、夕ご飯の後にドーナツを作らされたりすることも。
自分で材料を把握していれば安心して食べさせられるので、自家製おやつは大活躍しています。
誕生日のケーキもバター無し豆乳生クリームで私が作ります。
作るんですが、おかしな現象が起きるんです。
ケーキってふわふわですよね?
なぜか焼き上がったケーキが
ザクザク香ばしい
んです。
周囲がザクザクでホロホロ、中はキメが荒い。
美味しくないわけではないんです、これはこれで美味しいんです。
でも、誕生日のケーキかと言われると……違うよね、という……。
何がいけないんだろう
なんでザクザクなんだろうと不思議に思ったのですが、まぁいいかと作り続けて何度目か。
母作ケーキばかり食べている息子が「ケーキとはザクザクした物だ」と思ってしまうのはどうなんだ?
そんな気持ちが芽生えました。
できればみんなと同じ(ような)物を食べさせたいなぁという、母心。
で、基本に立ち返ってレシピを見てみました。
(おやつは目分量&記憶頼りでばかり作ってます)
砂糖と言っても様々な種類がありまして、現在我が家は「きび砂糖」を使っています。
で、ケーキのレシピの砂糖は「上白糖」を使っている。
砂糖=甘味をつけるもの、という程度の認識しか無かった私としては「家にあるきび砂糖を使えば良いよね〜」という考えに何の疑問もいだきませんでした。
だがしかし。
その結果がザクザクのケーキ。
という事は、砂糖選びでお菓子作りは全く変わる?
じゃあ、試してみよう!
実験の始まりだ!
3種類焼いてみた
上白糖、黒糖、きび砂糖が家にあるので、この3種類でケーキを焼いてみました。
砂糖の色が違うから焼き上がりの色も違います。
上白糖→しっとり焼けた。表面も中身もしっとり。雑味のない味。上品。
黒糖→塩を入れたわけではないのに少ししょっぱさも感じる。黒糖にはミネラルが入っているというので、甘さだけでない複雑な味がするのかも。表面はさっくり気味。
きび砂糖→外側さっくり、中は気泡が多くて軽い感じ。甘さにコクがあるというか、力強い味わいに。
食べた感想はこんな感じでした。
夫はきび砂糖推しだそうです。
「何も付けずに食べても味が濃い感じ」
とのこと。
私は黒糖ときび砂糖、息子は上白糖がお気に入りです。
ただ甘さを出すためだけじゃない。
砂糖には力がある!
これからケーキを焼く時はこれを思い出しながら砂糖を選びます。
バレンタインもありますし、自宅でお菓子を作られる方。
砂糖は良い仕事しますよ!
◆この記事を書いたのは・・・三田とりの
乳アレルギー息子を持つ専業主婦。給食で乳が入ったメニューが出る時は代替え品を持たせるのですが、聞いたことも見たこともないお品が結構あって右往左往している2児の母。