【DAISO】これひと手間でお口が変わる!?
前回はちびっこの歯磨きについて若干愚痴混じりだった三田とりのです。
今回は大人の歯磨きについて。
大人には大人の苦労があります。
子供のお口問題は主に虫歯と歯肉炎(歯ぐきが赤くブヨっと腫れて血が出る状態)ですが、大人のお口問題はもっと複雑なんです。
虫歯はもちろん、知覚過敏(温度刺激でしみる)あり、歯肉炎から進んで歯周病(歯を支える骨が溶けて腫れる、膿が出る、グラつく、抜けるなど)あり、歯石はたまるし歯ぐきが痩せて隙間が目立つし……。
ざっと思いつくものを挙げただけでもこれだけ出ました。
大人の歯磨きも大変です
歯肉炎は歯磨きを頑張れば割とすぐ良くなります。
歯周病の場合は歯科医院を受診して、歯石を取るなどの治療と自宅での歯磨きを並行していくと症状が改善されてきます。
歯が動き出したらもう既にかなり進行しているので、歯肉炎で血が出るくらいの時から受診、対応した方が安心かもしれません。
自分の口の中の状態に合わせた歯磨きの仕方を教えてもらうと、10年後の口の中が全然違うはずです!
キレイに磨けば歯ブラシだけで大丈夫?
結論から申しまして、
歯ブラシのみで100%キレイに磨くのは
無理です!
これはもう、歯科医師であっても無理です。
なぜなら、歯ブラシでキレイになるのはブラシの毛先が当たった所だけだから。
毛先が当たらない所の汚れは取れません。
という事は、歯と歯の間や並びが乱れて重なった部分などは歯ブラシでは磨けないのです。
ここで使うのがフロス、糸ようじ!
うちはダイソーさんで購入してます。
糸ようじは糸が切れるまで使用可能なので、洗って干せば何度か使えます。
が、私と夫は使い捨てにしているので(個人の好みです)ドラッグストアではなくダイソーさんにて110円の物を愛用。
これ、使ってみると糸部分に汚れが「めたっ」と着いてきて衝撃的なので、ぜひ使ってみてください。
私は毎度びっくりしてます。
どうやって使う?
フロスも糸ようじも細い糸を使用しているので、使い方にはちょっと注意が必要です。
細い糸を思いきり歯ぐきまで差し込むと、歯ぐきが切れて出血します。痛いです。
ですので、歯と歯の間に糸を当てたらノコギリのようにキコキコと小さく動かしながら、少しずつ下まで下げます。
根元まで下げたら、左右どちらか磨きたい方の歯に糸を引っぱって当てるようにして、歯面にしっかり当てます。
そこからまたキコキコと小さく動かしながら上に進んでくる。
こうすると張り付いた汚れも糸にこそげられてしっかり落ちるんです。
虫歯予防はもちろん歯肉炎や歯周病予防にもなるので、毎日とはいかなくても週に何度かは使用してみると良い変化があらわれると思います。
ダイソーさんだけでも色々な種類の糸ようじが売られているので、お好みで試してみてくださいね。
110円はめちゃくちゃ安いです。
歯の間に物が挟まった時に使うのも便利なんです。
楊枝より簡単に取ることができます。
年齢と共に歯ぐきが下がって隙間ができ、物が詰まりやすい……という方(私は左上の奥歯辺りによく詰まります)糸ようじオススメです。
汚れが残った状態で放置していると、歯肉炎や歯周病、口臭の原因にも。
ポーチに何本か入れておくと、出先の食事で物が挟まって気になる時に役立ちますよ。
「歯に物が挟まったような」という言葉ができるくらいなので、歯間のスッキリさは大事です!
そしてやっぱり……
時々は歯科医院でお口を掃除してもらうとなお良いですね。
私自身は歯科医院が苦手で全然行ってないんですけども!
ごめんなさい!
行こうと思ってます!!
◆この記事を書いたのは・・・三田とりの
ミラクルにより歯科衛生士の国家試験に受かった専業主婦。テレビを見ているとつい口元を凝視してしまう職業病がまだ抜けない2児の母。歯に物が挟まったうような言い方は、よくする気がします。反省。