イマジナリーほめ人のススメ
自己評価が事故を起こしている三田とりのです。
人がやっている事は全部凄い事だと感じるし、自分がやった事は「どんなに褒められても全部お世辞で、できて当たり前の事でしかないのだ」と思ってしまう。自己評価が低い。
でもこれ逆に言うと、人より出来ている部分もあるのに(ある、多分あるきっとある)そこを認めない=自分はもっとできる人間だと思っている、という事でもあるので、自己評価がめちゃくちゃ高いとも言えます。一言で表すと、面倒くさい人。
こんな感じなので気持ちが上がったり下がったり乱高下する事があるのですが、下がった時に呼び出す相手がいます。
イマジナリーほめ人です。
イマジナリーほめ人とは?
イマジナリーフレンドという存在がいます。目に見えない友達、空想の友達の事だそうです。
イマジナリーほめ人は空想のほめ人、自分の脳内にいる「めっちゃ褒めてくれる人」です。
たとえば、「ご飯作るの面倒くさいな〜、冷凍ご飯とお惣菜のコロッケで今日は限界だ……情けない……」そんな時。
解凍したご飯をラップからゴロンと茶碗に移して並べただけでめちゃくちゃ褒めてくれるのがイマジナリーほめ人です。
休みの間毎日ダラダラしている、おやつ食べてゲームして動画観てなんやねん!! そんな時。
イマジナリーほめ人は言います。
「こんな時にこんなに普通の生活をしているなんて素晴らしい! パニックにもならずおやつなんか楽しんでるなんて!!」
いやもうホントそうですよ、日常生活を普通に送る尊さよ。
とはいえうちの子、勉強も全然……最低限の宿題くらいしかしてなくて……。そんな時にもイマジナリーほめ人です。
学校行ってないのに勉強を、嫌々でも一応でも形だけでも文句言いながらでも、まぁとにかくやってはいる。
じゃあ最高じゃん、神じゃん!!
そうです、生きてるだけで人は素晴らしい。
生きるって大変、生きるって苦しい事もある、でも生きるって素晴らしい!!
イマジナリーほめ人炸裂です。
褒められたい! 赦されたい!!
褒められたいし、認められたいし、駄目なところを赦されて許容されたいと願う。そりゃあそうです、どんな人でも毎日戦っているので癒やされたいんです。
でも希望通りの言葉や対応をくれる人はまずいません。そういうもんです。
だから心にイマジナリーほめ人。そうして、また立ち上がる元気を養うのです。
自分を責めそうになったらイマジナリーほめ人を呼びましょう。そして、イライラするものは薄目で見ましょう。真正面から立ち向かわず、ド近眼のぼんやり視界で見るんです。
本気を出すのはピンチの時だけで十分!
アホな事言ってるなぁとお思いかもしれませんが、人間時にはアホになるくらいでちょうど良いと思うんですよね。いかがでしょうか。
◆この記事を書いたのは・・・三田とりの
基本的にネガティブ思考な2児の母。人と話す時は盛り上げねばと思うために空回りして、夜中に1人で布団を噛みながら後悔するタイプの専業主婦。