去年大人気だったアレ、買うなら今かも？

流行り物に疎い三田とりのです。そんな私にも容赦なく襲いかかってくるのが流行り物。今年はマスクと消毒薬、トイレットペーパーなどの紙類が話題になりました。マスクは夫が喘息持ちで必須なので早い時期に買っており、アルコールは台風騒ぎの時に家に閉じ込められた時のために購入していた物が役に立ちました。
物が多いと嫌だなとは思うのですが、ある程度の備蓄は必須であると再確認した今回。次に買うなら何だろうと考えた時に思い浮かんだのが、去年世間を騒がせたコレです。

どこに行っても品切れだった……

一般人にはあまりご縁が無かったのに、ある日突然スポットライトを浴びながら舞台のどまんなかに躍り出た「養生テープ」。皆様お使いになられたでしょうか。色々な説が飛び交って「結局どうなの？」という複雑な気持ちになったものの、どうやら「窓ガラスを強化する事はできない。飛散防止のために貼る」という所で落ち着き(私の個人的結論です)、使用しました。

さらに、風雨が強過ぎるとサッシの隙間から雨が吹き込んでくる事があるらしいとの情報をキャッチ。古い建物でサッシも年代物なので不安があったため、全ての窓の周りを養生テープで留めました。レールの部分には布を詰めて完成です。

養生テープの良い所は、剥がし跡が残らない事です。ガムテープだとノリが残ってしまうし、マスキングテープは粘着力が弱い。養生テープはしっかり貼ることができて、スッキリと剥がれます。窓ガラスの補強でダンボールやビニールを貼る場合や、窓ガラスが割れてしまって応急処置をする時にも使用できるので、買っておくと安心かもしれません。年々台風のレベルが上がっているので、今年は安心だとは言えないので……。

持ち出し袋に入れても良し

養生テープは油性ペンでの書き込みが可能です。

このような感じで書けるので、避難先で名前と連絡先、持病やアレルギーについて書き込んで体に貼っておく事ができます。避難する先をメモして玄関先に貼って残したりもできますし、怪我をした時には包帯の代わりにもなるので、様々な災害への対策として備蓄しておくと良いかもしれません。

早めの準備で助かるのは

手元に備蓄があると余裕ができます。「まず自分たちの分を確保し、余ったら人にあげる」の気持ちで備蓄するようにしています。私がコロナで感じたのは、自分で自分に責任を持たなければならない、という事でした。自分はどうしていきたいのか、そのために何が必要なのか、何を諦めるのか、情報はどこから得るのか、自分で質問してみようか、などなど、自分で決めなければ他人の都合で決められたレールの上で大怪我をしかねないのだと気付かされました。
流されるままにボンヤリ生きている私にはストレスが強いです。本当はずーっとそうだったはずなのに、突きつけられたという感じです。難しい。でも、やらないといけない。家族も守らばければならないですし。うーん難しいわっかんない。

お金を払えば物が手に入るのは恵まれていて、いくらお金があっても物が無ければ買えません。時期をずらして早めに購入しておけば奪い合いにもなりませんし、転売問題も起きにくいのではないでしょうか。
災害も病気も無いに越したことはないのですが、そうは問屋がおろさないのが現実。できる準備はしておいた方が良いなと思っています。


◆この記事を書いたのは・・・三田とりの
体力作りが一番の備蓄かもと思い始めた2児の母。避難袋を担いで歩く筋力の無い専業主婦。