【お金】私が考えるお金の使いどころ
サンキュ!STYLEライターゆずうさぎです。
日々の生活のために、少しずつ『節約』をして子どもたちを育て家を維持してきました。
そもそも、子どもの頃からあまり散財をしないタイプだったことと、比較的早くから親元を離れていたため日々の生活自体が質素でした。
そんな私ですが、アラフィフになり「ここはお金を使うべきだな」と思うところが出てきました。
今回は、私がお金を使うべきと思ったところを書いていこうと思います。
親に対して使うお金
具体的には、遠方に住んでいる親に会いに行ったり母の日や父の日、誕生日などに送る感謝のプレゼント代などです。
私の両親も夫の両親も、私に子どもが4人いるということで常に「忙しいだろうから、子どもを一番に考えてね」というスタンスで私を見守っていてくれています。
私もずっとそれに甘えて、お盆や正月などの時しか帰省することはありませんでした。
時間もお金もかかるし、「いつでも会える」と思っていたからです。
『いつでも会える』
なかなか魔の言葉です。
親が病気で倒れた時、会いに行かなかったことを後悔しました。
特に、コロナ禍で会いに行けなかった間に親が病気になっていたのは本当にツラかったです。
私のように、親が遠方に住んでいると会いに行くだけでお金も時間もかかります。
でも、意識するだけで違うかなと思います。
「○月に会いに行こう。そのためにお金を貯めよう。」
そう思うことは、決してぜいたくではないと思います。
子供の将来のために使うお金
子どもが大学まで通うとして、全て公立校へ行った場合と私立高へ行った場合にかかるお金がデータとして色々なところで言われています。
私は、少し変わっているので子どもは「生まれた瞬間から自分とは違う人間」と思っています。
だから子どもの学校や学歴などにあまり興味がありません(自分の親がそうだったからかもしれません…笑)
子どもは必ず大学に行くべきなどとも思いませんし、公立に行くことが親孝行とも思いません。
今は、学校がかなり多様化してきていて、地域によっては助成金などが出たりもするので、公立校に行った時と私立校に行った時でそこまで学費が違うのかが疑問になることもあります。
自分の通う地域の助成金をしっかり調べることをおススメします。
公立高校に行く+塾や予備校に行く金額
VS
徒歩圏内の私立高校に行き塾なしで大学に行く
遠方の国公立大学に行く+一人暮らし費用
VS
徒歩圏内の私立大学に行く
など、どちらが安く済むかを調べた方がいいと思います。
また、奨学金制度や特待生制度など経済的に支援してくれる制度も沢山あります(もちろん、返済が必要になる場合があるのでしっかり子どもと話し合うことは大事)。
要は、子どもが望む進路があった時はお金の使いどころではないかと思うんです。
どうしても、予算的に難しい場合は何とかできないかと模索してほしいです。
また、思いがけず子どもが私立校に通うことになることもあります。
例えば、中学高校大学に関わらず、国公立校に落ちてしまった時や、生きづらい子が私立校で自分らしく生きられるとオープンスクールやオープンキャンパスで感じた時です。
何となく、地域差はあるかもしれませんが「子どもには公立校に行ってほしい」という気持ちがある親はいるのではないでしょうか?
私もそうでした。子どもが4人もいるので高校は公立校に行ってほしいと思っていました。
でも、全員がそうとはいきませんでした。
親が思い描いていた方向と違う方に子どもが進む場合があります。
その時、思い切ってお金を使えるように節約しておくことはいいと思います。
自分のためのお金
サンキュ!STYLEを読んでる方は基本的に『節約志向の高い方』だと思います。
意識が高いからこそ、よりよくより楽しい節約方法にアンテナを張っているのだと思います。
私もそうですし…。
そういう方は自分のために使うお金を贅沢だと感じ、「ぜいたくは敵だ」と思いがち…ではないでしょうか?
もちろん、湯水のようにお金を使うことはよくないとは思いますが、自分のためにお金を使うこと自体は悪いことではないです。
私は、センスがないのでワンシーズンで服や小物を買い替えることはありません(そういう風にしたいという憧れはたっぷりありますが…笑)。今の流行とかにもかなり疎いです。
服のサイズも変わることなく(成長期もないし…笑)、気に入ったものを購入して長く使うようになりました。
小物も同じで、気に入ったものをボロボロになるまで使うようになりました。
また、以前は読みたい本は図書館で借りていましたが最近は購入しています。
我が家では気に入った本は家族で回し読みをするので、返却日が決まっているとちょっと焦ってしまうのです。
贅沢なのかもしれませんが、焦りなくゆっくり読むことができるので私には都合がいいです(子どもたちから、自分が買わないような本を借りるのも楽しいです)。
時々、生活に支障が出ないように…自分に罪悪感が出ない程度に…自分のためにお金を使うのはいいと思います。
健康のためのお金
前述と重なるかもしれませんが、健康のためのお金もある程度の年齢になったら使うべきではないかと思います。
具体的には、健康診断などのお金です。
私は、親が病気になった時とてもショックでした。
親はいつまでも健康で病気にならないと思っていました(特に母親)。
私は、『母親』です。
子どもたちのために、健康でありたいです。
だから、年に一度人間ドックを受けています。
お値段は安くないので、もったいないなと思いますが…健康は大事です(…と夫に言われて受けています…笑)
ちなみに、ある程度の年齢になると地方自治体から安く検診を受けられるよう補助をしてもらえるようになります。
学校に通っている間は子どもたちは健康診断を受けられるし、働いている場合は会社で健康診断を受けることができると思います。
でも、自営業の方や専業主婦(夫)の方は、意識しないとなかなか健康診断等を受けることはないのではないでしょうか?
私の母も義母も健康診断などを一切受けておらず、もともと持病もなかったため病気の発見が遅れました。
もっと早くに見つかっていたらと何度思ったことか。
どうか私のような思いを自分の家族にさせないためにも、自分の健康に関心を持って健康診断を受けてほしいと思います。
今回は、私の考えるお金の使いどころを書いてみました。
■この記事を書いたのはサンキュ!STYLEライターゆずうさぎ
若い頃から、比較的節約をして生活をしていましたが、アラフィフになりお金の使いどころを考えるようになりました。