法要

【健康】自分という存在・大切な人の存在

2023/10/31
  • 食育アドバイザー。小学生~大学生までの子を持つ母ちゃんです。業務スーパーとKALDIが大好き。 もっと見る>>

サンキュ!STYLEライターゆずうさぎです。
義母が亡くなり、三回忌を迎えました。義母はとてもいい人で、とても元気な人でした。

大きな病気が見つかってあっという間に亡くなりました。

私の実母も、以前大きな病気が見つかりました。

義母は死を覚悟し、実母は治療をしました。

義母が治療をしなかったことは、義母の意思なので悪いとは思いません。とても優しい義母だったので、私(夫は二人兄弟で私は長男の嫁)に迷惑をかけたくないと思ったのだと思います(私は、迷惑なんかじゃないとさんざん言ったのですが…)
また、病気が見つかった年齢が違うので(実母は義母より10歳くらい若い状態で見つかった)気持ちが違ったのかもしれません。さらに、治療をしたとしても結果は変わらなかったのかもしれません。

たらればを言ってもしょうがないのかもしれませんが、この時期になると考えてしまいます。
そんな私が3年目にして思うことを書いてみました。

健康診断の大切さ

健康

実母も義母も、健康な人でした。むしろ、実父や義父の方が持病があってしょっちゅうかかりつけ医がありました。
会社員ではなく、健康に自信があると何となく健康診断を受けなくなりませんか?
(実際私もそうだったので…。私は実母に病気が見つかってビビった夫から毎年強制的に人間ドッグを受けさせられています…苦笑)

健康診断(私の場合は人間ドッグ)を受けると、自分の体の特徴が分かります。
(例えば、私は腎臓があまり丈夫でないようでいつも数値がギリギリアウトだったりします。。生活に支障がないので多分検査をしなければ分からなかったと思います)

セカンドオピニオンの大切さ

セカンドオピニオン

実母も義母も、かなり病気が進行した状態で見つかったので、その事実自体がショックだったそうです。
そのため、医者に言われたこと(医者は、おそらく事実とこれからのことを伝えただけだと思うのだが)に対して怒りや悲しみなどの感情が渦巻いたそうです。

実母は、怒ってセカンドオピニオンをして次の病院にかかることを決め、義母は治療自体を止めました。
(実母についていった実父に聞いたところ、一度目も二度目も医者が話した内容はほぼ一緒だったようで…ただ、普通ではない心理状態だったので、一度目の医者の言ったことを悪く受け止めたのかもしれません。あくまでも推測ですが…)
セカンドオピニオンをしても、結果は変わらなかったかもしれません。
でも、少しでも疑問に思ったらセカンドオピニオンは受けてほしいです。
自分が受けたくなくても、自分のパートナーや子どもや親から頼まれたら…選択肢の一つに入れてほしいです。

自分に関心を持つことの大切さ

夫婦

病気になると、少なからず体に異変があります。
それは、ほんの些細なことなのですが、気づけるように関心を持ってほしいです。
(実母は、体重がみるみる減っていったそうです。義母は何となくだるいなと感じるようになって味覚が変わったそうです。)
元気な人は、「気のせいだ」「季節の変わり目だし…」「ちょっと疲れがたまっているのかな」などと考えがちです(私もそうです)。
また、動けている間は「(病院に行くなんて)お金も時間ももったいない」と考えがちです(私もそうです…本当に)。
でも、大きな病気が見つかってからでは遅いのです。

自分という存在は自分のための物だけではない。

自分のためだけではなく、パートナーがいるならその人のため、子どもがいるならその子のため、親がいるなら親のため、友達がいるなら友達のため…と関わっている誰かのために、自分に関心を持ってほしいです。

後悔していること

後悔

実母の時も義母の時も、元気な時は意外と連絡をしたり会いに行ったりを意識してはできていませんでした。
もちろん、「子どもが小さいから」とか「コロナで外出自粛してるから」とか…理由はその都度ありました。

でも、根底にある理由は「親はいつまでも元気だから」という過信だったように思います。

親が病気になった時、「どうしてもっと会いに行かなかったんだろう」「連絡をしなかったんだろう」とものすごく後悔します。
特に義母の時は、「会いたい」と何度も言ってくださってたのにやはり会いに行きませんでした。

「そんな世の中だったから」

そんな言葉で片付けようとしても、後悔はなかなか拭えません。

大事な人に、無理をして会いに行ったり連絡をしようとしなくてもいいと思います。
でも、いつまでも元気だからと思わず、少しだけ自分の頭の片隅に「連絡をすること」「会いに行くこと」を意識してもらえたらと思います。

どうか、私のような後悔をしませんように。

■この記事を書いたのはサンキュ!STYLEライターゆずうさぎ
中学生から大学生まで三男一女の4人の子どもを育てる母。
義母の三回忌を迎え、今の心境を書きました。

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