【子育て】勉強が好きな子の子育てハナシ
サンキュ!STYLEライターゆずうさぎです。
私には、就職した子も合わせて4人の子がいます。
子どもは、(当たり前ですが)生まれた時から個性があり、得意不得意があります。
理解力の速さ、集中力など同じ親から生まれたとは思えないほど(笑)違いすぎました。
それぞれ個性なので、いい悪いはないと思います。
そんなわが子の子育て経験談を書いていきたいと思います。
今回は『勉強が好きな子』の子育てで、私がしたこと・しなかったことを書いていきたいと思います。
ほめる
例えば、『探求心がある』『いい点数を取るのが面白い』などなど…
勉強が好きな子が、勉強を好きになる理由は色々あると思いますが、最初から勉強が好きだと思うことはあまりいないように思います。
はじめは、何かができた時に(「平仮名や数字がきれいに書けた」とか「テストでいい点を取った」とか)褒めてもらうことが嬉しくて勉強をするのかなと思います。
勉強が好きでテストの点数が取れる子は、とかく点数が取れることが当たり前になりがちです。でも、テストの点数が取れるのは本人が努力したからだと思います。
だから、いい点数だったら一緒に喜んで褒めていました。
テストの点数だけでなく、「これだけ勉強したよ」というノートを見た時や、字がきれいに書けている宿題を見たりして褒めるところを意識して見つけていました。
勉強に関して、注意をするところはあまりなかったですが、何となく子どもは褒められたことより叱られたことの方が記憶に残りやすいかなと思います。
だから、褒めるところをとにかく見つけていたように思います(褒める9叱る1の意識でいいのかもしれません。。。あくまでも、イメージですが…)
ご褒美をあげる
もちろん、ある程度上限を決めてですけど…
子どもが何かをしたときに、ご褒美をあげていました。
(これは勉強が好き嫌いにかかわらずですが)それぞれの年齢の時にできることを考えて、ご褒美を一緒に考えます。
例えば…
・(小学生低学年の時に)宿題で花丸が5つもらえたら、お菓子を買う
・(小学生の時に)テストで100点取れたら、本を一冊買う(漫画でも何でもok)
・成績がよかったら本を買う
・(中学生の時に)テストの合計点で、本やお菓子を買う
などなど…
本当に何でもいいのですが、子どもと一緒に決めると面白いです。
余談ですが、私が本やお菓子を買うことを制限はしていませんでした。むしろ、本などは「欲しいなら買いますよー」というスタンスでした。だから、子ども達にはこのゲーム性が楽しかったようです。
子供の意見を(ある程度)許容する
私の子に言われて許容したことが二つあります。
『塾に行かない』
子は、自分で勉強をすることが好きな子です。本当は塾に行った方が、いいのではないかなと思うのですが(汗)本人が行きたくないと言っているので塾には行かないようにしていました。
『欲しいドリルに文句を言わない』
好きな教科については、ある程度先のことを勉強したいと思っているようで先の学年のドリルを欲しがるようになりました。やっぱり難しいとは思うので、オブジェになるかなと思いましたが(笑)ご褒美の一つとしてドリルを渡したりしていました。
塾などについては、「例えば学校の授業についていけなくなったり、目標校が決まったりして本当に必要になったら行くかどうかを検討しようと話していました。
また、通信教育などを利用して勉強の先取りなどはしていました。
誰かと比べない
誰かと比べて叱ることは、もちろん誰かと比べて褒めることもしません。
褒められたとしても、人と比べられるのはいい気持ちはしないからです。
例えば、本人が人と比べて出来ないことを見つけて落ち込んでいたら…
「大丈夫!母さんにとってはあなたが世界一かわいいから。」
…と、悩んでいることと全く関係のないことを言います。
余談ですが、子どもが容姿や体形で悩んでいる時も全てこのセリフでごり押しします。
私は、かなり我が子ラブなので(小さい頃から、かなり子どもたちに刷り込んでいます)全て本気です(キリッ)
子ども達も、(半ば呆れ気味ですが)「わかったわかった…(笑)」と私をなだめながら笑ってくれるので、ちょっとおススメです。
過度の期待をしない
勉強が好きな(得意な)子どもを見ると、つい期待してしまいませんか?
『偏差値の高い高校や大学に、進学してくれるかもしれない』
『有名な企業に、就職してくれるかもしれない』
『将来、高収入を得る仕事をしてくれるかもしれない』
などなど
あくまで私の意見なのですが、子どもと私は別の人間なので子どもの人生に私は関係ありません。
だから、人様に迷惑をかけず自立をしてくれるなら進路に関しては、あまり何とも思っていませんでした(私の親や夫の親が同じような考えだったので、そのような考え方になったのかもしれません)
ただ、中学生くらいまでは進路の相談に乗っていました。
ある程度の年齢になると、勉強が好きな理由が「褒められること」から「色々なことを知りたい」に変わる気がします。その学習欲を満たせるような進学先を一緒に探すことが親にできることかなと思います。
(一緒に高校を見に行ったり、調べたりするだけですけどね…)
大学や専門学校になると、範囲が広すぎるしある程度本人が調べることができるようになることと、学校の先生が頼りになったことより、あまり進路のことを一緒に調べることはありませんでした。
子どもの進路について、正直言えば(期待しているとかではなく)口出しをしたくなる時は多々ありました。
でも、こちらの言うことを聞いてもらって万が一本人が思っている将来と違う方向へ行ってしまった時…申し訳なるので、やっぱり一緒に考えて本人に決めてもらうことを貫きました。
こんな風に書いていますが、やっぱり紆余曲折はあります。
あの時やっぱりこうしておけば…と思ったこともあります。
でも、それでも日々子ども達が楽しそうにしてくれているので、これでよかったかなとも思っています。
そんな私の子育て経験ですが、何かの参考になれば嬉しいです。
■この記事を書いたのはサンキュ!STYLEライターゆずうさぎ
4人の子の母。今回は『勉強が好きな子』の子育てで気を付けていたことを書いてみました。