【子育て】生きづらい子を育てる(前編)

2020/02/13
  • 食育アドバイザー。小学生~大学生までの子を持つ母ちゃんです。業務スーパーとKALDIが大好き。 もっと見る>>

4人の子供を育ててます、サンキュスタイルライターのおとわれいです。子供たちはそれぞれ小学生〜高校生まで。特に中学生という多感な時期はどこの子もそれなりに色々な壁にぶつかりました。今回はその中でも、少し得意不得意に差がある息子の話をしようと思います。彼はいわゆる不器用な子です。「不器用」というのはとても可愛らしい言葉ですが…本当に不器用な子(おそらく発達性協調運動障害)には、なかなか生きづらい世の中のようです。私が今の段階で気を付けていることを、少しお話しできればと思います。皆様の何か…ヒントになればうれしいです。

観察をする

まずは、子供をよく観察をします。観察を言うと言い方が本当に悪いですが、彼が何ができて何ができないかを見極めます。
彼は、不器用なので周囲から「手助けが必要な子」「何もできない子」と思われがちです。そして勉強面に関しては可もなく不可もなくなので「だらしない子」「汚い子」とも思われがちでした。突拍子もないことをするので「空気の読めない子」も思われがちでした。

でもよく見ると、実はできることも沢山あります。そしてできないことに関しても、そこまで悲観的になることではないかな―ーということも沢山ありました。

出来ることに関しては信頼する

まず、彼は買い物はできます。

意外と服を買うことが好きなので、ユニクロなどに一人で服を買いに行って好きな服を買ってくることはできます。
好きな映画を自分でチケットを買ってみることもできます。
何か困ったことがあったら、私や周囲にいる店員さんなどにきちんと聞くことができます。

そしてお金の管理はできます。映画や欲しい本など買いたいものがある時はお小遣いの範囲内で買ってます。(私には無駄と思えるものもないとは言いませんが…(汗))

それがわかって、お小遣いの範囲内でなら彼の買物に関しては見守るだけにしています。

出来なことに関してはできるようにする工夫をする

できなかったことは沢山あるのですが、一つ靴ひもが結べないことが中学生になって意外と困ったことでした。

小学生時代はマジックテープが主流だったので、考えたこともなかったのですが、意外と中学になるとひも靴が主流になってしまい、よく先生や友達から注意されていたようです。
本人もできないと言えなくて「面倒くさい」という言い方をしていたようです。
私自身も「大人になるのに靴ひもも結べないなんて」と思ってしまい、家で練習もしましたができませんでした。

そこで「靴ひもがない靴を買えばいいんじゃない。もういいや、靴紐なんて結べなくても」と半ば開き直りました。そしてひものない靴を探してみると…意外とありました(笑)

彼もとても喜んでくれてお気に入りで履いてくれています。

彼の中で最大にできないことは「整理整頓」です。

失くしものは山ほどです。

全てをできるようになるには、とてもとても時間がかかると思います。

今頑張っていることは「帰ったら制服をハンガーにかける」ということです。

これも、かけやすいハンガーを用意して促すようにしました。(写真は無印良品のハンガーです。ズボンをかけるためのクリップが固すぎず緩すぎず(言いたいことが伝わるといいなーー)ちょうどいいんです。
これを用意して少し自分で制服をかけやすくなったようです。

長くなってきたので2つにわけます。

後編も読んでいただけるとありがたいです。

■この記事を書いたのは…サンキュ!styleライターおとわれい
元・サンキュトップブロガー。三男一女4人の子供を育てる母。子供たちの夢や目標を叶えるために日々食費節約に奮闘している。安くてボリュームのある料理を作るのが得意。元・塾講師。食育アドバイザーの資格あり。

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