無理なく痩せるために「ダイエットを始める」よりも大切なこととは?

2022/05/22
  • 知人が間違ったダイエットで入院したのをきっかけに、生活アドバイザーの資格を取得した調理師です。自身も20年以上同じ体重を維持中です。 もっと見る>>

知人が間違ったダイエットで入院したのをきっかけに、真剣に栄養学とダイエットを学んだ、調理師でサンキュ!STYLEライターのacoです。お立ち寄りありがとうございます。

ところで禁煙外来では、「禁煙を始める」のではなく「喫煙をやめた」と考えるように指導されるそうですがご存じでしたか?
「始める」より「やめる」方が、気持ちが楽だから成功率が上がるのだそうです。

これはダイエットでも同じことが言えると思います。

ダイエットを始めるのではなく、太る習慣をやめる

やめることはたった3つ。

食べ過ぎをやめる

偏った食事制限や厳しいカロリー制限の情報がSNSには溢れていますが、そんなことは必要はありません。ただ、食べ過ぎをやめるだけ。

【お代わりをやめる】
【大盛りをやめる】
(※子どもの食べ残しを食べることも含む)

毎日の献立を考えるだけでも大変なのだから、ダイエットのための別メニューとかカロリー計算とか、そんな面倒なことはしなくて良いんです!
いつも通りの、家族と同じ食事で、食べ過ぎにだけ気をつけましょう。

自動をやめる。

まず「30分運動しないと効果がない」なんて思い込みをやめましょう。

それができたらとっても効果的ですが、30分は無理だから0というのは、あまりにももったいない話。

「自動」とまとめさせていただきましたが、例えば

【エレベーターをやめる】
「10階まで歩いて上れ」とは言いません。
でも太りやすい方は、1階の移動でもエレベーターを使いがちです。待っている間に移動が終わる距離なら階段を使いましょう。

【短距離の車移動をやめる】
5分10分くらい、歩けます。歩きましょう。

塵も積もれば山となる。千里の道も一歩から。積土成山。
「自動」の利用をやめて、「自力」で動いてみましょう。

ウォーキングシューズやウエアも初めはいりません。まずはゴミ出しのついでに近所を散歩するところから。
慣れない筋トレより、続けやすくてずっと効果的ですよ。

夜更かしをやめる

まず第一に、夜更かしは夜食への誘惑がセットとなります。
しかも、寝不足は食欲を乱します。
空腹を感じにくくなったり、逆に満腹を感じにくくなったり。食べ過ぎの原因となってしまうのです。

遅くまでスマホでダイエット情報の検索をするくらいなら、1分でも早く寝ましょう。

ダイエットのための筋トレやストレッチも、時間がある時だけで良いのです。なんなら家事も明日に回して、疲れた時にはとにかく睡眠優先で!気持ちのゆとりを大切にしましょう。

◆記事を書いたのは・・・aco
知人が間違った糖質オフで倒れたのがきっかけで、真剣に栄養学を学び始めた調理師で、2歳差小学生兄妹の母です。
「健康的にラクして体型維持をしたい」と考えている食いしん坊アラフォーだからこそ、「簡単にできること」を日々模索しています。

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