我が家のクリスマスプレゼント事情
子ども達が約束を守らないことに日々イライラしているacoです。
「今年のクリスマスプレゼントは炭にしてやる!」
と、ブラックサンタ発動を考えたところで、なぜ「炭」なのかが 気になり始めました。
ブラックサンタとは
私が聞いた話は、悪い子のところに来てプレゼントを持ち去ってしまう、黒い服のサンタでした。
そこで、
「悪い子にしていると、ブラックサンタが来るよ!」
という 脅し に使っております。
(我が家では過去1回、プレゼントが半分持ち去られております。)
今年また発動させようと思い調べたところ、小石や炭を靴下に入れていく説のほかに、トイレットペーパーやティッシュが置かれるなんて話も。
さらに調べていくと【聖者の従者で、悪い子にはジャガイモや炭を渡す】という説にたどり着きました。
そうなると、ふと 疑問がわいてきます。
ブラックサンタって本当に悪者?
現代の子ども達がクリスマスの朝、枕元にジャガイモや炭を見つけたら、そりゃあ落ち込むでしょうけど。
時代を中世に変えてみたらどうでしょう。
小麦が育たない土地でも育ち、長期保存がきくジャガイモ。
12月の寒い時期に暖炉にくべる木炭。(石炭?)
それって生きるために必要なものでは??
という考えが浮かんできます。
すると、「悪い子」ってどんな子でしょう??
「悪い子」の定義
クリスマスは本来キリスト教のイベントですから、
「いい子」は教会に通う子
「悪い子」は教会に行かない子
と仮説を立ててみましょう。
中世、教会に行かない子というのは、その余裕がない貧しい家の子だったようです。
信心が大切な時代ですからね・・・
通わないことで後ろ指さされることもあったのではないでしょうか。
教会に献金できないから、日曜礼拝に通えない。
そんな「悪い子」にとって、食料と燃料は、
おもちゃよりもずっと「必要な物」だったのではないでしょうか。
白い袋に子供を入れて連れ去ってしまう説だって、
口減らしに子どもを捨てる時代、もしかしたら子どもを保護していたのでは?
という考えも浮かんできます。
でも、それを見た裕福な家の人達がどう感じたか。
今に伝わっているのは、そういう感情なのではないかな~と、あくまでも個人的な感想ですが。
子どもは宝物
子ども達のことは大好きです。イラっとすることも多いけど、
それでも何物にも代えられない宝物です。
約束を守らないのだって、お友達と元気に仲良く遊ぶことに夢中になっているからだし。
ありがたいことに、健康で明るく、まっすぐに育っています。
私の感情一つで、可愛い子ども達のクリスマスの楽しみを奪っていいものか。
今回 ブラックサンタについて調べていたら、
反省するのは怒りすぎる私の方かもしれないと思えてきました。
子どもは天からの預かりもの(授かりものではない)として大切に育てなさい。
という教えが、頭をよぎります。
「お母さんが命がけで産んだ子です。でも 子どもは親の所有物じゃないんです」
という言葉をときどき忘れそうになります。
お腹に宿ったと知ったとき、産声を聞いたとき、願ったことは
「元気に育ってほしい」ただそれだけでした。
つまり元気に育ってくれているだけで「いい子」なのかもしれません。
昨年熱く語りましたdailyサンキュ!も読んでいただけたら嬉しいです。
◆記事を書いたのは・・・aco
「母の話を聞けぇ」と横山剣さん並みに 歌い出したい今日この頃。
子ども達には、好みは加味するけども、私があげたい物をプレゼントをしようと考えています。