【卒園】謝辞のポイント3点
卒園祝賀会で謝辞を述べました、小学生2児の母acoです。
人前に立つのは得意ではありませんが、先生ひとりひとりにお礼を言いたい気持ちだったので、思い切って引き受けました。
今日は、気をつけたポイントを紹介したいと思います。
1)感謝の気持ちを込める
謝辞は、丁寧な手紙と同じです。
とにかく、感謝の気持ちをまっすぐに伝えます。
緊張で早口にならないように、句読点ごとにゆっくりと息を吸うのがポイントです。
◇初めは、季語を含む導入文。
例えば「やわらかな春の日差しを感じ」 などが一般的だそうです。
ただ私は、厳かな式中ではなく、騒めいている祝賀会での謝辞だったので、
「年長組の皆さん、卒園 おめでとうございます。
(~略~)
これから先生たちにお話をするので、式のときのように話を聞いてくれると嬉しいです。」
としました。
これを聞いて、スマホを構えて駆け寄ってきた園児が席に戻ってくれました。
卒園式の来賓の祝辞とも、かぶりませんでした。
◇来賓へのお礼
「お忙しい中ご列席いただきありがとうございます」かな。
祝賀会に来賓を呼んでいなかったので、保護者に向けて
「保護者の皆さま、本日無事に祝賀会を開くことができたのも、皆様のご理解があったからです。
ありがとうございました。」としました。
◇園・先生・職員へのあいさつ
思い出深いエピソードを交えつつ
「今日この日を迎えられますのも、先生方の温かいご指導のおかげです」
とお礼を言います。
2)思い出話を織り込む
涙を誘うポイントです!
◇入園直後のエピソード
子どもも大人も不安を乗り越えたことを、思い出してもらいます。
私は、1)の先生へのあいさつとセットにしました。
◇園での行事の思い出
子どもたちの成長に触れます。
・運動会
・お遊戯会
・お泊り保育 など。
◇今後について
「園での経験は小学生になっても~」と、明るい未来があるのは先生のおかげです。
という雰囲気で締めへ繋いでいきます。
冒頭のあいさつで「ありがとう」と言っていますが、ここでもう一度感謝の気持ちを表します。
3)ゆっくり3分
だらだら語ると聞いていて退屈ですし、そんなに長くステージにいる勇気もないですし。
3~5分が良いということだったので、3分で済むように簡潔にまとめました。
◇口調はゆっくり
緊張すると早口になりがちなので、ゆ~~っくり話すように強く意識してください。
そして、字面ばかり追うのではなく、ときどき先生方や保護者を見渡しながら、
にっこり。(引きつっていたかも?)
◇〆の言葉
「最後になりましたが、園長先生をはじめとした先生方のご健康とご多幸、〇〇園のますますの発展をお祈りし、お礼の言葉とさせていただきます。
今までご指導いただき本当にありがとうございました。
令和年月日 保護者代表 ××××」です。
◇そして深くお辞儀。
マイクにぶつからないように一歩斜め後ろに下がるのがポイントです。
お辞儀は首を曲げず、背筋を伸ばしたまま腰から曲げます。
それを意識していたのに、あとでビデオを見たら少々曲がってふらついておりました。
余談。
専用の用紙は買うと1,000円近くするんですよね。
園長先生に確認したところ、そういうものは必要ないと言われましたので、
遠慮なく、自宅に余っていた祝儀袋とコピー用紙を使いました。
便箋でも良いとのことでしたが、A4用紙を横にして縦書きにし、
ジャバラ折りにしたら本番でとても読みやすかったです。
(祝儀袋に入るように、5cmくらい切りました)
全文を公開しようと書き始めましたが、
なんと、謝辞だけで2,300文字なので断念いたします。
◆記事を書いたのは・・・aco
目立たず控えめに…と心がけているのに、ここ2年ほどそうではないことが増えてきたのが不思議で仕方ない、小学生の兄妹の母40歳です。