【子どものトラブル】ごめんなさいが言えなかったばかりに……
2歳差の小学生兄妹の母acoです。
今日は、「些細なこと」なのに「ごめんなさい」がなかったがために、先生を巻き込み親が菓子折りを持って謝りに来る騒ぎになってしまったことを、2件紹介したいと思います。
話が長くなりますので、お忙しい方は最後の結論だけでも読んでいただけたら幸いです。
事の起こり
梅雨入り前、臨時休校が終わり学校へ通えるようになった子ども達が弾けました。
その頃は市内に陽性者が少なかったため、学校が始まると同時に放課後も集まって遊ぶようになりました。
休校中のストレスを発散する元気の良さで、19時頃まで遊ぶ毎日。
私事ですが6月は、実母の介護も抱えていたため、子ども達が外で遊んでいる分には、家事が捗るからと、させたいようにさせておりました。
そう。子ども達の遊び方を見ていなかったのです。
怪我がなくて良かった
日曜日、一週間ぶりに庭に出ましたら、木の枝が折れてぶら下がっており、満開のはずのアジサイも散らかっておりました。
息子に確認したら、かくれんぼをした時に木の上に隠れた子が、枝をしならせて落ちてきたそうです。
ボキッといかなかったから、怪我はしなかったとのこと。
怪我がなかったならいいんだ。と思いながらも、何か引っかかる。
アジサイについては、ショックで泣きそうになりました。
おそらくドッヂボールの影響ではないかと思うのですが、鬼退治アニメの真似で棒を振り回した子がいた。とのことでした。
使ったものの片付けをしない。壊れたものは放置する。
そういうのはやめてほしいけど、子どもの友情にひびが入っては困ると思い、庭の写真を撮り、学校の先生に相談させていただきました。
すると、あるママから
「今日近所の子と一緒に先生に呼び出されたらしいんだけど、何か知ってますか?」
という電話がきました。
実は~。とお話ししましたが、お宅の子に枝を折られたんですよとは言えなくて……
でも後日、
「詳しく聞いたらうちの子でした!先日はとんでもない電話をしてしまって」
と、そのママがお菓子を持って謝りに来てくれました。
その他アジサイを叩いた子たちも謝りに来てくれて、なんとか一件落着しました。
災難再び
夏休み明け。
外で遊ぶには危険な暑さなので、部屋で遊ばせたのですが、家が揺れるほどの大騒ぎ。
様子を見に行ったところ、二段ベッドの上vs対角線上の窓の前で大きなぬいぐるみの投げ合いをしていました。
そういう遊びは外でボールでやるようにと注意しても止めず。
30分後あまりの煩さに頭が痛くなり、もう一度止めに行ったところ
「もう5時だから帰る」
と片付けもせずに帰宅してしまいました。
ちなみに、6月の時に謝りに来なかった子たちです。
彼らが帰ったあとに、ぬいぐるみの耳や帽子が千切れていたことが分かりまして、娘、大泣きです。
縫えば元に戻りますが、そういうことじゃないんです。
もうその子たちは二度と家に入れないようにしようと固く決意しました。
息子にもそう伝えたのですが、我慢できなかった娘が担任の先生に言い、担任の先生から各担任の先生に連絡が行ったそうです。
ところが、翌日登校班で顔を合わせても謝ってこない。放課後も土日も毎日「今日は遊べますか?」と家に来るのです。
訳が分かりません。
10日後、先生に電話して相談したところ、その翌日になって相手の親が家に来ましたが、
「先生から連絡があって、息子に聞いても良くわからないので、詳しい事情を聴きに来ました」
と言うのです。(彼は高学年です)
だいぶ嫌な気持ちになりましたが、お話ししたら、ようやく、
「すぐ息子を連れてもう一度お詫びに伺います」
という運びになりました。
ごめんなさいが言えていれば……
「ご近所付き合いは難しい問題だから、私たちに相談してください」と言ってくださった先生方には心から感謝しています。
業務外のお仕事をさせてしまったことは本当に申し訳ないです。
「枝を折ってごめんなさい」
と、その時に言ってくれていたら、
「ケガをしなくてよかった~!枝のことは気にしないで」
とその場で許せたのに。
帰る前に片づけをして、ぬいぐるみが千切れたことを謝ってくれていたら
「縫えば直るし大丈夫。もうやらないでね」
と、対応できたのに。
(持ち主が止めてと言っても投げ続けたことが一番の問題なのですが)
そうしたら、お忙しい先生に相談せずに済んだし、親同士の話し合いも必要なかったのに、残念でなりません。
以前から言い聞かせてはいましたが改めて、
1・「こんにちは!」「お邪魔しました」など挨拶をきちんとすること
2・片付けてくること
3・壊したら必ずすぐに謝ること
4・壊してしまったことを私に報告すること
我が家の子ども達と4つを約束しました。
ごまかさずに謝るのは大切なこと。と、ちゃんと理解してくれたようです。
今回は、やられた側でしたが逆になることもあるでしょう。その時、相手に嫌な思いをさせないよう、すぐに謝れる子であってほしい。と思いました。