建て替え計画(2)お金の話
寒さに弱いため、できるだけ早く家を建て替えたいacoです。
先日、住宅展示場で温かい家を体感してきて、願望が強くなりました。
前回は設備の話でしたが、今日はメーカーさんに教わったお金の話です。
銀行の方や、FPさんの話ではありませんが、勉強になったので記録しておこうと思います。
住宅ローンだけじゃない
私、住宅ローンを組めばいいと簡単に考えていました。
でも違うんですね。
住宅ローンは、家が建って引き渡しの頃に組むもの。
設計やなんやらを始める前に「契約金」
工事が始まるときに「着手金」
工事の途中で「上棟金」がかかるんですね。
ここまでで工事代金の3分の1以上を支払うこととなります。
つまり、1800万円の家を建てるとすると、事前に600万円+契約金が必要になるということ。
※契約するメーカーによって、支払金額に違いがあるかもしれません。
それらを払ってスッカラカンでは元も子もありません。
建て替え中に住むアパート代に、引っ越し費用も2回分必要です。
やはり、建て替え前にまず貯蓄。ですね。
固定資産税の問題。
「全館床暖」「全館空調」がある家とない家で、固定資産税が6万円ほど違うとのこと。
エアコンも業務用のような天井に埋め込むタイプだと、税額アップだそうです。
つまり、「いい設備」をつければ、資産価値が上がり、税金も高くなる。
建てた後にかかるお金、見落としがちですが大きな問題ですよね。
築45年で資産価値が低いので、現在は安めの固定資産税。
建て替えたら高くなることは分かっていますが、そこからさらに6万円アップはお断りしたい。
我が家は北関東の平野部ですから、断熱がしっかりしている家なら全館○○は必要ない。ということは、前回の記事で書いた通りです。
海なし県なので、都内で雪が積もっていても、こちらでは降らないことの方が多いですし。
雪が降っていない日の日中は、エアコンもストーブも消しておけるので、24時間暖房は必要ないのです。
必要ないもので、固定資産税が上がるのは困る。
形で値段が変わる
真四角の家より、凹凸のある家の方が、お値段が上がるそうです。
屋根もそう。形が複雑なものは、お高くなります。
積み木で作るような、真四角の壁に三角屋根。それが一番お安いとのこと。
たとえば我が家は、大きな1階に小さな2階が乗っています。
屋根が2段になりますから、建設費用は高かったものと思われます。
同じような原理で、玄関の上に軒をつけると、値上がりするそうです。
L字型やコの字型の家は、よそからの視線を遮る中庭を作れたり、採光に優れているけれど、建築費は、真四角の家より高くなります。
参考までに。
□ < L < コ でお高くなるそうです。
そして、同じ延べ床面積でも、総2階建てと平屋を比べると、平屋の方が高いのだそうです。
理由は、地面の基礎と屋根の面積が増えるから。
なるほど。
老後のためにも平屋がいいかしらと思ったけど、こじんまりした真四角で総2階建てのお家にしよう。
全館床暖房も全館空調もいらない。そのかわり断熱材はちょっと良いものを使おう。
そんなふうに思います。
◆記事を書いたのは・・・aco
夏は過ごしやすいけれど、冬は光熱費がかかる家に住む、手指のしもやけと、足腰の冷えに悩まされている40歳です。
兄妹が中学生になるころには、個室をあげたい。と計画中です。