子どもがいる家庭こそ粉末洗剤がおすすめ!食べこぼしや油汚れに最適

2020/01/28
  • フリーライターで2男児の母。「家族への愛情は家事の手間に比例しない」がモットーのラク家事研究家です。もっと見る>>

今や洗濯洗剤といえば主流は液体タイプ。

ドラッグストア棚にはボトルに入った液体洗剤が多く並び、箱に入った粉末洗剤はひっそりと隅に置かれていることが少なくないですよね。

とはいえ、粉末洗剤は液体洗剤に劣る、というわけではありません。むしろ、汚れ落ちの面からみると、粉末洗剤の方が高い洗浄力を持っているってご存じでしたか?

小さな子どもがいる家庭こそ粉末洗剤がおすすめ!

一般的な液体洗剤は中性の性質を持ちますが、粉末洗剤は弱アルカリ性。

そのため、粉末洗剤は酸性の性質を持つ汚れを中和して落とす力が強いんです。

酸性の汚れはおもに油汚れや皮脂汚れ、汗、食べこぼしなど。そう、つまり小さな子どもがいる家庭でよく見られる汚れですよね。

ふだん液体洗剤を使っているけどなかなか汚れがしっかり落としきれない、と感じているなら、粉末洗剤を試してみるといいかもしれません。

粉末洗剤を上手に使うポイント

使い勝手のいい液体洗剤に比べて粉末洗剤は使いにくそう、と思っている方も多いかもしれませんね。

しかし粉末洗剤も使い方は液体洗剤と変わりません。わたしの経験上、粉末洗剤は液体洗剤に比べて水に溶けにくいという性質があるため、その点だけは注意が必要かなと感じています。

それでは、粉末洗剤を上手に使ってしっかり汚れを落とすポイントをお伝えしましょう。

1.すすぎは2回

液体洗剤の多くは「すすぎ1回」でもOKですが、粉末洗剤はすすぎを2回おこないましょう。

1回のすすぎでは洗剤が溶け残ってしまったり、きちんとすすげなかったりすることがあるのでご注意を。

2.洗濯物の詰め込みすぎに注意

衣類は洗濯槽の6〜7割ほどを目安に入れるようにしましょう。

洗濯槽いっぱいに洗濯物を詰め込んでしまうと洗剤が全体に行き渡りにくかったり、うまく水流が発生しなかったりしてきちんと汚れが落とせないことがあります。

3.お風呂の残り湯を使うのがおすすめ

粉末洗剤は冷たい水に溶けにくいこともあるので、入浴後のあたたかい残り湯を使うのもおすすめ。お湯を使うことで洗濯物の皮脂汚れなども落ちやすくなります。

もしくは粉末洗剤をぬるま湯で軽く溶かしてから洗濯機に入れても。とくに寒い時期は溶け残りやすいので気を配りたいですね。

4.蛍光増白剤に注意

粉末洗剤の中には蛍光増白剤が含まれているものがあります。
蛍光増白剤には見た目の白さを増す効果があり、ワイシャツなどに使うとより白さが際立って仕上がります。

しかしきなりやベージュ、クリームといった淡い色の衣類に使うと、色合いが変わってしまうことがあり注意が必要です。

粉末洗剤を使って洗濯上手に!

粉末洗剤は洗浄力が強く、小さな子どものいる家庭にぴったり。

ただし、液体洗剤に比べて衣類にかかる負担は大きいので、おしゃれ着やお気に入りの服は別で洗うのをおすすめします。

粉末洗剤は上手に使えば洗濯の手間も減らせ、家事をグッとラクにしてくれる便利なアイテム。ぜひ一度使ってみてくださいね。

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