もう掃除機には戻れない!ほうき掃除が合理的で超ラクなワケ5つ
健康オタクに端を発し電気を極力使わない暮らしをしています、サンキュ!STYLEライターの朔花です。電気を使わない家事、大変じゃない?とよく聞かれるのですが、慣れてしまうと全く逆になるもので。今では、電気を使う家事を想像するだけで、面倒臭くてとてもじゃないけど無理!とまで思うように。今回はほうき愛用家の私が掃除機にはもう戻れないワケをご紹介します。
【ほうきの良いところ1】準備が楽
ほうきは、壁に掛けたほうきを手に取るだけ。
掃除機だと、収納場所の扉を開け、取り出し、掃除する場所まで持っていき、コードを伸ばして、コンセントにさす。掃除をするまでに少なくて5工程もあります。
【ほうきの良いところ2】後片付けが楽
ほうきは、チリトリにゴミを集めてゴミ箱に入れるだけ。
掃除機だと、ゴミ受けのゴミを捨て、ゴミ受けを取り出し水洗い、乾かして、本体にセットせねばなりません。ゴミ受けを外す段階で本体にホコリがついたり、床にチリが落ちたりするので、それを拭いたり、掃除機で掃除するというパラドックスまで生じます。
【ほうきの良いところ3】お金がかからない
ほうきはそれだけで掃除を進められる。
掃除機はゴミ受けを洗うため水道代がかかったり、ゴミパック式はパック代とパック収納場所が永遠に必要です。
【ほうきの良いところ4】身軽
ほうきはスキマもラグもどこでも身軽に掃き掃除ができます。棕櫚のほうきはラグなども軽く叩き掃くと簡単にゴミが取れますよ。フローリングの溝もほうきを縦に持って動かせば良いだけです。
掃除機だとコードに翻弄されるし、スキマは専用ノズルに変えたり、ラグの細かいゴミを取るには、十字に念入りに掃除機をかけねばならなかったりして工程が増えます。
【ほうきの良いところ5】大切に使えば一生使える
写真は愛用して14年目の棕櫚のほうき。丁寧に使えば一生使えるというのが分かります。
掃除機はいずれ壊れて使えなくなり、ゴミになる。ゴミは収集日に捨てれば消えてなくなる訳ではないんです。焼却後に残った灰などは埋め立て地に行きますが、このままのペースでゴミが出続ければ、50年後には埋め立て地はなくなると言われています。今ある掃除機が壊れたら、ちょっと良いほうきに替えてみるのはどうでしょう。壊れるまで待たずとも、「今日はほうきでお掃除DAY」を設けてみては?だってこんなに楽なんですもの。
◆記事を書いたのは・・・ 朔花。
なんちゃって古民家住人。薬草コーディネーター。モノを増やさないインテリアを楽しんでいます。