やっと見つけた!ペットにも自然療法の本
薬草コーディネーターの資格をもつサンキュ!STYLEライターの朔花です。保護猫を迎えてもうすぐ1年。我が家ではちょっとした体の不調や病気予防の観点から薬草を使うことが多いので、以前から猫の自然療法についても勉強したいと思っていました。でも、ネットで検索しても思うような内容のものが見つからず。
探してもなかなか見つけられなかったペットの自然療法について書かれた本。ペットの手作り食の本を読んでいたら、その中に詳しく書かれていて。。。お探しだった方には必見です!
はじまりの文章から釘付けに
「須﨑動物病院は、ペットの体質を改善し、自然治癒力を高めるサポートをする、ちょっと変わった動物病院です。手術も、薬の処方も、ワクチン接種も、一切しません。」
我が家は普段から薬はほぼ使わない、ワクチン接種に関してはかなり慎重派。(危険論・安全論どちも熟読してワクチン接種は考えます)また、私自身はガン検診は一切受けない派です。(受けることで生ずるリスクヘッジを考えて、ガン検診を選択しないということで、ガン検診を受けないことを推奨しているわけではありません)また、万が一ガンになっても手術を受けるつもりがありません。そんな事情もあり、ぐっと引き込まれた序章でした。
参考文献:須﨑恭彦著「ナチュラル派のためのネコに手づくりごはん」(株)ブロンズ新社
自然療法とは
私が敬愛する本に「東城百合子著:自然療法」があります。体を癒すには食事から変えていく、身近な植物や食べ物を使って体と向き合っていくことなどが書かれた本です。この本や、デザイナーフーズプロダクトの考えから自身の子宮頸がんにも向き合った経緯があり、「ペットにもそんな観点から診察をしてくれる動物病院はないものか」と考えていました。
「ナチュラル派のためのネコに手づくりごはん」は、前半、著者が自然療法に方向転換していった経緯が詳しく書かれてあり、棚からぼたもち状態であっという間に読了してしまいました。その中には「断食」についての記実もあり、断食道場で著者が観察した「虫がたかる人、たからない人」についての記述は自然栽培にも通じるモノがあり興味深いです。
もちろん、手づくり食レシピやネコにとっての必須栄養素などについても書かれてあり、満足度も高いです。ちなみに著書には「愛犬のための手作り健康食」もあるとのこと。自然療法に関心ある方もない方も、ペットと暮らしている方にはぜひ読んで欲しい1冊です。
◆記事を書いたのは・・・ 朔花。
なんちゃって古民家住人。薬草コーディネーター。モノを増やさないインテリアを楽しんでいます。