【実録】食育はお弁当づくりから!中1のムスコを弁当男子に育てるには

2021/05/06
  • なんちゃって古民家住人。雑貨のVMD&バイヤーを経て、現在主婦。そして二児の母。もっと見る>>

薬草コーディネーター、サンキュ!STYLEライターの朔花です。ムスコには小6の頃から「中学になったら弁当は自分で作るんやで」と言い聞かせてきました。本人は何となく受け流し、本当に作るとは思っていなかった模様。でも、母にはどうしても作らせたい理由がありました。

生きる力をつける

明日もし母がいなくなっても、当たり前に自分の食べる分を用意できる人になって欲しい。私がムスコを弁当男子にしたたったひとつの理由です。
一番はじめにムスコに教えたのは土鍋でのご飯の炊き方。つぎに卵焼きの作り方。これでお弁当は作れたも同然。あとは全て応用です。生きていけます。小学生時代は、夕飯時に肉を焼いたり、野菜を切ったりしてお弁当づくりの為の慣らし期間としていました。

はじめは難しいことは一切しない

朝、いつもより10分早く起きて卵焼きを焼くだけ。そこからお弁当づくりを始めました。ご飯は前日炊いたものを冷蔵庫で保管。朝起きたら私が茹でて冷凍しておいた菜っ葉類を凍ったまま弁当箱に詰め、卵焼きを入れ、ミートボールやチキンナゲットなど出来合いのモノを入れ、ご飯を彩ったら完成。

目標は映える弁当づくりではなく自信を持たせること

初めてお弁当を作った時、ムスコもあまりの簡単さに拍子抜けしたようです。「お弁当なんて作れっこない→オレってばお弁当作れちゃう中1男子」に一気に昇格。とても自信がついたようで、次の日から毎朝普通に10分前に起きて、母の指導のもと、自分のお弁当を作っています。

子育て中盤

ムスコ、中学1年生。これからは生活面での必要なスキルを教える時期だと考えています。母親である私が教えられることは限られていて、思春期にもなれば口もきかなくなるかもしれません。時間も限られているということです。弁当男子に込めた思い。一人でも生きられる力を身につける。食べることは生きること。
◆記事を書いたのは・・・ 朔花。
なんちゃって古民家住人。薬草コーディネーター。モノを増やさないインテリアを楽しんでいます。

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