【エコに暮らす】夏目前!電気に頼り切らない暑さ対策

2020/05/16
  • なんちゃって古民家住人。雑貨のVMD&バイヤーを経て、現在主婦。そして二児の母。もっと見る>>

こんにちは!サンキュSTYLEライターの朔花です。
暑い夏がやってくる。。。いや、その前にはジメジメとした梅雨が。。。

記憶に新しいオーストラリアの自然火災。暖冬と言われた日本の冬。気候危機による地球温暖化を思うと、今年の日本の夏はどうなるのか、、、と気が重くなってしまいます。
地球単位の問題を一気に解決する事はとても難しいですが、個々人でできる事に取り組めば大きな力となります。
電気に頼り切らない日本の夏のしのぎ方。
今回は、我が家で実践している暑さ対策をご紹介致します。

緑のカーテン

緑のカーテンといえばゴーヤ!と思われるかも知れませんが、使える植物は沢山あります。見た目に可愛らしいフウセンカズラやホップ、収穫を楽しむならゴーヤ、キュウリ、花を楽しむなら朝顔等。
昨年我が家はゴーヤを育てましたが、成るわ成るわの大豊作。ただ、家族の中でゴーヤ好きは私だけ。大豊作のゴーヤを消費するのはなかなか大変な部分もありました。でも、乾燥させればゴーヤ茶にもなるし、黄色く熟せば生でも食べられるくらい甘くなるし(赤くなった種も甘い)、とオススメです。
今年はゴーヤとキュウリのミックスカーテンにする予定。どちらも種から育てているので、ちゃんと育つかやや不安。
肝心の暑さ対策の効果ですが、個人的にはもはや緑のカーテンなしの夏は考えられないと思うほどの効果がありました。
それまでの夏は、日が差す時間帯は遮光カーテンを閉め切ったまま。暑さは何とかしのげるものの、カーテンの近くはもわんとした熱気がありました。
ですが緑のカーテンだと窓と緑カーテンの間を風が抜けるからか、遮光カーテンよりも爽やか。見た目の清涼感もポイントです。

緑のカーテンは、植物を育てるという点でハードルが高いと思われる方には簾やオーニングがオススメ。室外に暑さ避けをするという点で、外気と接する壁面やガラス面の温度を抑える事が出来るので、そこから室内の空気が温められるのを予防できます。

我が家は1階は和室が多いので、簾。2階は洋間が多いのでオーニング、と使い分けています。室内からの延長線上で目に入るので、部屋のタイプ別に選ぶと良いかと思います。

風鈴

風鈴の音を聞くと涼しく感じる、これは日本人に特有の感覚らしいです。以前、NHKの番組「チコちゃんに叱られる!!」でも紹介されてました。
何ともエコ!ではないですか。素晴らしい。

風鈴も素材が様々で。私のオススメはガラス製と南部鉄製。前者は柔らかい音が、後者は透き通って空気に波紋が広がるような音が好きです。他にも陶器や金属などあるので、お気に入りの音色探しをしてみてはいかがでしょう。

漆喰の壁

漆喰の壁は湿気を吸収してくれるので、ジメジメとした日本の夏にはぴったりの素材。我が家はロハスウォールの岡山県産100%天然素材の漆喰を使っています。階段以外の全ての壁をこの漆喰を使って塗っていて、個人の感想ではありますが、体感として空気も爽やかに感じます。

以前、喘息持ちの夫が地下街で喘息が出始めた時に慌てて家に帰った際、自宅に着いた途端、息がとてもしやすい、と言ったことがあります。因果関係は分かりませんが、漆喰の効果には消臭、殺菌、化学物質の吸収分解などがあるので、もしかしたら作用したのかもしれません。

話が少しそれましたが、ジメジメ対策に漆喰はかなりオススメ。何というか空気の軽さを感じます。それも天然素材100%のものをぜひ。
私はロハスウォールのDIY教室を受けて、既存の壁を剥がす所から全て1人で施工しました。

日本の夏を電気に頼り切らずのりきる方法、他にも打ち水をしたり、寝ゴザを敷いたり、麻素材の洋服を着たり、、、色々とあります。
ぜひ、自分に合った方法でチャレンジしてみて下さい。

◆記事を書いたのは・・・ 朔花。
なんちゃって古民家住人。薬草コーディネーター。モノを増やさないインテリアを楽しんでいます。

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