本当に心地よいリノベーションがしたいなら固定観念は捨てましょう

2020/05/18
  • なんちゃって古民家住人。雑貨のVMD&バイヤーを経て、現在主婦。そして二児の母。もっと見る>>

こんにちは!元雑貨のヴィジュアルマーチャンダイザー&バイヤーの朔花です。
マンションから一軒家へ移り住み3年目に突入。今回は、既成概念にとらわれず、自分の心地良さに重点を置いたおかげで成功した我が家のリノベーションについてご紹介致します。

はじめに。

「ゾウを冷蔵庫に入れるにはどうすれば良いでしょう?」という質問をあなたに投げかけたいと思います。
「え?ゾウは冷蔵庫に入らないよ。どーすりゃいいの?」と思ったあなた。固定観念にとらわれすぎていませんか?例えばゾウが入るくらいの冷蔵庫を用意しても良いし、ぬいぐるみのゾウを冷蔵庫に入れても良いし、像を冷蔵庫に入れても良い。発想はいく通りにもなるんです。

リフォーム会社の方に、「普通はコレ使いますよ」と言われたとします。その「普通」って何でしょう。あなたに合う「普通」もあれば合わない「普通」もあります。
せっかくリフォームするならば、自分が最高に心地よいと感じる家にしたいもの。
私がリフォーム会社の「普通」を押し切って選び、大成功だっだとと実感している事をご紹介致します。

洗面台の高さ

当時「洗面台の高さは85センチくらいにしたい」と強く思っていました。それまで使っていた洗面台が低すぎて使い辛かったからですが、リフォーム会社からは「身長に合わせた方が良いですよ」というような回答をもらったように思います。
うちは夫婦共に160センチなので、85センチは高すぎるとの事。プロにそう言われると、「そうかなぁ〜」なんて思ったりしたので、洗面台は現地で実際私が手を洗うシミュレーションをしながら、取り付けてもらう事に。
大工さんに、壁面に洗面台をあてがってもらい、「ここ!」という高さで取り付けてもらいました。約81センチ。それまで使っていた洗面台は確か70センチだったので、10センチ以上高くなった事に。

結果現在、とても快適。洗面台は実際に高さを見ながら最終取り付け、がオススメです。

自分に必要ないモノは要らないと主張する

トイレの手洗い&ウォシュレット&暖房便座

絶対要らないと思った【手洗いタンク・ウォシュレット・暖房便座】。リフォーム会社の主流はこの三種の神器が備わっているものらしく。しかも主流だからか、値段も安いらしいですね。
私がこの三種の神器を不必要とする理由。まず【手洗いタンク】は、トイレで手を洗いたくないからです。狭いトイレなので、壁が濡れてしまうのがイヤで。手拭きタオルを掛けるのもイヤでした。だって、トイレを出て数歩で洗面所なのに。
【ウォシュレット】は、経皮毒が気になるので、つけたくなく【暖房便座】は、コードが邪魔になるのと、電磁波が気になるのと、電気代を使うべき所ではないという理由から。
「値段が変わらないんなら色々と機能がある方が良い」というリフォーム会社の意見でしたが、これもつけなくて本当に良かったと3年目の今思います。
だって、自分が必要なく使わないモノを毎日掃除だけはしないといけないなんて面倒臭さくてやっぱりイヤです。

お風呂場の鏡

見ての通りお風呂に鏡はありません。「鏡をつけないってできますか?」と聞いたら、できるとの事でお願いしました。「ただ、金額がマイナスにはなりません」との事。もちろんそんなのオッケイに決まっております。「無料で鏡付きますよ」と言われても、使わないのに掃除だけはしないといけないモノはやっぱり要らない。
曇って見えやしない!掃除も面倒臭さーい!というアイテムが減ったおかげでこちらも大満足。

洗面所の扉

「洗面所の扉要りません」と、もはやこの頃にはリフォーム会社の方も「この奥さん変わってるなぁ」とゆう感じだったのであっさり受け入れてくれたとゆう。
ここは脱衣所にもなるので、さすがにオープンはマズイという事で、写真のようにカーテンをしています。
これも、熱気がこもらず正解でした。とにかく、狭い洗面所&脱衣所なので、扉だったら、夏場は特に不快だったと思います。

いかがでしたか?
一風変わった我が家のリノベーション。でも、自分の使い勝手を一番に考えて施工したので、どれも3年目に突入した今もとても満足しています。住まいをどう造るかの尺度は、「一般的な」ではなく「個人的な」尺度に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

◆記事を書いたのは・・・ 朔花。
なんちゃって古民家住人。薬草コーディネーター。モノを増やさないインテリアを楽しんでいます。

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