とうもろこしが美味しいのは実だけじゃない!〇〇を使った簡単レシピを紹介

2020/06/17
  • 整理収納アドバイザー。整理収納ライターとしてお片付けや時短家事に関する情報を発信しています。もっと見る>>

こんにちは!
整理収納アドバイザーでサンキュ!STYLEライターの藤野ことです。

夏が近づくと出回る「とうもろこし」。
ですが、皮付きを買ってしまうと、とうもろこしの皮をむいて、茹でて・・・と食べるまでの過程が面倒だと思いませんか?
皮・ひげ・芯と生ゴミもたくさん出て、ゴミ処理も面倒。
これらの理由で、私はずっと皮付きとうもろこしを購入するのを避けていました。

ところが、食品ロスを意識するようになり調べてみると、とうもろこしの芯・皮・ひげには、そのまま捨ててしまうのはもったいないほど栄養や旨味があることが分かったんです。
そこで、今回はとうもろこしをすべて有効活用する方法をご紹介します。
誰にでもできる簡単レシピを知り合いのシェフに教えてもらったので参考にしてくださいね。

とうもろこしは茹でずにレンチンでOK!

わが家に送られてきた6本のとうもろこし。
これを一度に茹でられる大きさの鍋はありません。
ですが、とうもろこしは茹でずにレンジ調理もできるんです。
ラップも必要ないのでムダなゴミも出ません。
レンジ調理の方法は、私が以前記事でご紹介した「#教えて消費レシピ」の関口幸秀シェフのオンラインイベントで教えていただきました。

(「#教えて消費レシピ」の記事はこちらです)

■電子レンジを使ったとうもろこし調理の手順
1. 茶色くなっているひげの部分をカットし、皮付きのままレンジに入れます。
2. 600Wで5分ほどレンジで加熱。
3. とうもろこしの両端を包丁でカットする(熱いので注意)。
4. 先端を押して中身を出す。うまく出てこなかったら皮をはがす。

このようにグッと押せば簡単に出てきました。
とうもろこしの皮を生のままむいて茹でるよりも簡単にできるので、ぜひ試してみてください!

とうもろこしのひげ・皮・芯の活用方法

レンチンしたとうもろこしはそのままかぶりついて食べたいところですが、芯を活用するならば、先に実をはずしてから食べるほうが衛生的です。
最初の一列目を割り箸を使って押し出すと簡単に実をはずせます。

では、とうもろこしのひげ・皮・芯を使ったレシピをご紹介します。

とうもろこしのひげと皮でコーン茶を

とうもろこしのひげと皮(内側のキレイな部分だけ)をとっておき、天日干しにします。
(湿気の多い時期は乾煎りでOK)
乾燥したら適度な大きさにカット。
皮とひげを水に入れて煮出せば、「コーン茶」ができます。

とうもろこしご飯には芯とひげも入れる!

とうもろこしご飯を作るときは、実だけでなく、芯やひげも入れるのがおすすめです。
ひげは小さめにカット。お米に、ひげと実と芯を投入し、少量の塩を入れて炊飯器で炊くだけ。

芯を取り出して、ご飯を盛り付ければ完成です。
とうもろこしの芯からとてもいい出汁が出て、甘くて美味しいとうもろこしご飯になります!

とうもろこしの芯だけでコーンスープも!

徳島県にあるレストラン「ペルトナーレ」のシェフ表原平さんが、Twitterで牛乳ととうもろこしの芯だけでコーンスープを作っていました。

気になったので、表原シェフに詳しいレシピを教えていただきました。
(ご本人にレシピ掲載の許可は取ってあります)
1. 牛乳1Lに実をはずしたとうもろこしの芯を1〜2本(もっと多くてもよい)入れる。
2. 鍋を火にかけ、塩を2つまみ入れる。
3. 沸騰してきたら弱火にして15分煮出す。
4. 芯を取り出し、スープを盛り付け、こしょうを適量入れて仕上げる。

たったこれだけで、とうもろこしの旨味たっぷりのコーンスープができ上がり!
とうもろこしの芯でスープができるとは思いませんでした。
冷やせば冷製スープにもなります。

使い切った芯や皮はコンポストへ投入!

使い切った芯や皮はさすがに食べられないので、生ゴミとして捨てなければなりません。
ですが、わが家には都市型コンポスト(LFCコンポスト)があるので、そこにすべて投入しています。
なので、とうもろこしを調理しても生ゴミはゼロ!

とうもろこしの芯をそのままにしておくと変な臭いがしてくることがありますよね。
特に夏場はゴミ出しするまで臭いが気になります。
ですが、コンポストに投入してしまえば腐敗臭はしません。そういった観点からもコンポストはおすすめです。
(コンポストの記事はこちらです)

とうもろこしを使い尽くして食品ロス削減を!

私はこれまで皮付きとうもろこしの下処理や生ゴミ処理なんて正直面倒だなと思っていました。
ですが、食品ロスを意識するようになったこと、シェフに家庭でも作りやすいレシピを教えてもらったことで、「面倒くさい」よりも「旬のものを美味しく食べたい」気持ちのほうが強くなりました。
皮やひげ、芯にも利用価値があることが分かり、簡単に捨てていたことを反省。
とうもろこしは家族も大好きなので、今後は積極的に皮付きとうもろこしを購入しようと思います。

みなさんも今回ご紹介したレシピを参考に、旬のとうもろこしを使い尽くしてみてくださいね。

◆記事を書いたのは…藤野こと
整理収納アドバイザー、ライター。資格を活かして、快適に過ごすための家事・収納の仕組みづくりを考案中。整理収納のノウハウと主婦の知恵を発信しています。

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