忙しい朝の弁当作りがラクになる!食べやすさも魅力の○○弁当
野球大好きな二児の母、スポーツフードアドバイザーでサンキュ!STYLEライターのあおきゆみこです。
私は子供たちが野球の練習や試合に行くときにお弁当を作ります。試合の日はおにぎり弁当にしますが、練習日は丼もののお弁当にすることが多いです。以前はご飯と5種類程度のおかずを入れたお弁当でしたが、丼もの弁当は私にも子供たちにもいくつかのメリットがあることが分かり、練習日は丼もの弁当にすることが多くなりました。
今回は忙しい朝でもパパっと作れて、子供たちも食べやすい丼もの弁当をご紹介します。
自分にも子供にもやさしい!丼もの弁当のメリット
私が丼もの弁当を始めたきっかけは、息子のリクエストからでした。「短い時間でも食べやすい温かいお弁当がいい」というリクエストです。最初は丼型の保温弁当箱の下の容器にご飯を、上の容器に5種類程度のおかずを入れて持たせていまし。しかし、私が栄養バランスを考えて多少苦手と思われる野菜も入れていたからか、他の選手たちより食べるのが遅くなることもあり、食べきれない量ではないのに「量を減らして」というようになったのです。
そこで、試しに豚ひき肉や数種類の野菜を刻んで入れたカレーのお弁当にしたところ、食べやすかったようで早く昼食を済ませることができました。
その後、中華丼や肉野菜炒め丼などいろいろと試してみると、あまり好きではない葉物野菜などが入っていても「おいしかった」といってきれいに食べてくるようになりました。量も増やしてというリクエストから、保温弁当箱も620ml容量から800ml容量へとサイズアップ。
そして、私も普通のお弁当をつくるよりとてもラクになっていることに気づきました。材料を切ってフライパンで炒めて味付けするだけの料理が多く、複数の料理をするわけではないので、時間もかからず洗いものも少なくなったのです。お弁当準備にかかる時間が20~30分程度となり、週末の忙しい朝にこの時短はとても助かります。
私は丼もの弁当をつくるようになって、
・作りやすく短時間でできる
・調理道具の洗いものが少なくて済む
・工夫次第でいろいろな食材を取り入れられる
・食べやすい
などのメリットがあると感じました。
丼もの弁当で注意したいこと
時短などのメリットがうれしい丼もの弁当ですが、他のお弁当同様に衛生面など注意しなければならないこともあります。
弁当箱のタイプに関係なく以下は注意しています。
気温が高い時期はお酢を少量入れてごはんを炊く(米3合に対しお酢小さじ1)。
味付けに殺菌作用があるといわれている調味料を使ったり、味を濃いめにする。
丼もの弁当に使える保温弁当箱を使う時は以下を注意しています。
生ものを入れず食材には一度完全に火を通す。
50℃以上の保温時間を確保して雑菌の繁殖を抑えるためにも、取り扱い説明書に記載の内容を守り、保温容器に沸かしたお湯を入れて温めておく。
アツアツの状態で、温めた保温容器に入れすぐに蓋をする(熱を極力逃がさない)。
保温でも夏は傷みやすいので、ごはんは白米にし炊き込みご飯やチャーハンは避ける。
もし普通のお弁当箱で丼ものにしたい場合は以下を注意します。
食材には一度完全に火を通し、全てしっかり冷ましてから詰める。
ごはんにのせる具はできる限り水分をとばした焼肉や生姜焼き、からあげなどにする。
ラップまたは二段弁当箱などでごはんと具材をなるべく分ける。
抗菌シートを使う。
このほか、夏のお弁当で気を付けていることは文末の記事にも記載しています。
ベースを決めてアレンジいろいろ
丼もの弁当は、カレーやハヤシライス、焼肉や生姜焼き、中華丼のようなあんかけなど、ベースの味が決まると、あとは旬の食材や栄養バランスを考えた食材を一緒に入れてつくることで、1品でも十分満足できるお弁当になります。
子供たちが好きな麻婆豆腐も、夕食では副菜もあるので豚ひき肉とネギと豆腐程度しか入れませんが、丼もの弁当の時は旬の野菜やキノコ類なども一緒に入れます。
たまにハンバーグのリクエストがあるときは、写真のようにハンバーグの上に目玉焼きや蒸し野菜や焼き野菜をのせた丼にすることもあります。食事の前後でスポーツをするため、油っこくなりすぎないようなメニューを心がけていますが、これから先中学生になってお弁当が必要になれば、天丼やからあげ丼なども試してみたいなと思っています。
丼もの弁当、忙しい朝のお弁当づくりの時短の選択肢としておすすめです。
記事を書いたのは…あおきゆみこ
メディカルハーブコーディネーター&スポーツフードアドバイザー。育ち盛りの小6野球少年と小3野球少女の母。Instagramで少年野球弁当やハーブなどのベランダガーデニングを紹介しています。