毎日使える!ダイエット&美容に人気の「オートミール」食べ切りレシピ【2選】
こんにちは。管理栄養士&食生活アドバイザーで、サンキュ!STYLEライターゆかりです。
テレビで取り上げられ、一時は店頭やネットショップから品切れになるほど人気を博した「オートミール」。
ごはん代わりにおかゆにしたり、小麦粉を使わずにパンケーキの材料にしたりと、幅広い使い方ができる食材ですが、購入したけれど最後まで食べ切れていない人もいるのでは?
この記事では、オートミールを日常使いしている筆者がおすすめする、毎日の食事に取り入れやすいレシピを紹介します!
レシピ1:野菜ポタージュ
<材料>
・玉ねぎ… 10g
・お好みの野菜… 20g
・油… 少々
・水… 150ml
・オートミール…10g~
・コンソメ(顆粒)… 2gくらい(スティック半分)
<作り方>
1.玉ねぎと野菜を火が通りやすいように薄く切る。
2.鍋に油を広げ、1を加えてしんなりするまで炒める。
3.水とオートミールを加え、やらかくなるまで2分くらい煮る。
4.火を止め、コンソメで味を調え、ミキサーで滑らかにする。
写真は、にんじんを使って作ったものです。玉ねぎは無くても作れますが、甘味が適度に加わると美味しくなるので使っています。水とコンソメの代わりに、牛乳or豆乳と塩こしょうorハーブソルトを使うこともできますよ。
ミキサーが無い場合は、野菜をすりおろし、オートミールの形が崩れるまで煮込めばポタージュっぽく仕上がります。オートミールを増量すると、よりとろみが付きやすくなるので、好みで調整してみてください。
レシピ2:チーズリゾット
<材料>
・オートミール… 30g
・水… 200ml
・ごはん… 2口分
・塩こしょう… 適量
・味噌… 小さじ1
・溶けるチーズ… 1枚
<作り方>
1.鍋にオートミールと水を入れ、蓋をして中火で煮る。
2.ごはんを加えてほぐし、塩こしょうを振る。
3.やわらかくなって水分が少なくなってきたら火を止める。
4.味噌を加えて混ぜ、溶けるチーズをのせて余熱で溶かす。
ごはんを使わず、100%オートミールで作る方法もありますが、少しでもリゾット感を味わいたいので我が家では、半端に余った冷ご飯を入れています。水の代わりに昆布やかつお節のだしを使って、おじや(雑炊)っぽくするのも◎
たくさんオートミール食べさせて子どものお通じが良くなり過ぎてしまった経験があるので、一緒に食べる時は控えめに使用しています。(それほど整腸効果は抜群でした!)
いずれの材料も、個人の体調や好みの仕上がりに応じて増減してみてくださいね。
とろみを付けたい料理に活用しよう!
食物繊維をはじめ、鉄や亜鉛などのミネラルが玄米よりも多く含まれているオートミール。
不足しがちな栄養素を補えるだけでなく、腹持ちもいいので、継続して取り入れることで食べ過ぎを抑えたり健康効果が実感できるようになるはず!
紹介したレシピでは、いずれも煮込むことによって出てくるオートミールのとろみを生かしています。我が家では、このほかの料理にも少しとろみが欲しい時にオートミールを加えて煮込んでいますよ。豊富に含まれている水溶性食物繊維の作用でとろみが出ると考えられるので、最後の一滴まで飲み干すことをおすすめします。
ぜひ、紹介した内容を参考に、毎日の食卓にオートミールを活用してみてくださいね。
★この記事を書いたのは・・・
管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかり
年長の女の子のママ。食材記事の監修、食育サイトの栄養相談や献立作成などで活躍中。また、食育イベントの実施や、地元のケーブルテレビの食育番組に出演しています。
食べること、料理すること、喋ることが好きです。