今や高タンパクは常識⁉メインやおかずに大活躍の「高タンパクレトルト食品」を食べ比べ!

2022/04/14
  • 管理栄養士&食生活アドバイザー。5歳娘のママ。食と栄養に関する記事執筆、栄養相談をメインに活動中。 もっと見る>>

こんにちは。栄養成分チェックが趣味のサンキュ!STYLEライターゆかりです。

久々にじっくりと時間をかけてスーパーを回ってみると、「高タンパク」の表示のある食品をたくさん目にすることに気付きました。
タンパク質は、筋肉の材料になるのでダイエット中の方はもちろん、健康な肌や髪などを維持するうえでも大切な栄養素。でも、忙しくて食事に時間をかけていられなくなると、つい不足がちに……

そんな人にも、「高タンパク」食品が役に立つのです!

この記事では、管理委栄養士である筆者が、好みにうるさい娘ともに実食した様子を紹介しています。
タンパク質というと、お肉か魚……という人も、メニューのマンネリ化予防になる「高タンパクレトルト食品」を参考にしてみてくださいね。

どんなものが使われているの?

「高タンパクレトルト食品」は、袋から取り出したり、電子レンジなどで加熱するだけですぐに食べることができ、タンパク質が多く含まれています。
原材料として使われているものには、豆や魚のタンパク質といったものが多く見られます。

一般的には、肉には良質で多くのタンパク質が含まれているものが多いのですが、脂質も多く高カロリーになることがあります。その点、豆や魚のタンパク質であれば、脂質を低く抑えつつ、食物繊維やオメガ3脂肪酸といった体に不足しがちな栄養素を含んでいることがメリットとして挙げられます。

食べてみた感想は?

今回は、大豆を使った商品:5点、魚を使った商品:1点を試してみることに。

まずは、アサヒコの「TOFFU PROTEIN 大豆のお肉 焼肉」。
お湯で温めるか、切り込みをいれてパッケージのまま電子レンジで温めOK。

パッケージから取り出すと固まっていて肉のようには見えませんでしたが、箸でほぐして盛り付けたらまるで焼肉!
味がしっかりと中まで染みこみ、豆の香りは全然しませんでした。なんとなくジューシーな感じもあり、ごはんが進みましたよ。

次に、相模屋の「たんぱく質のとれるパワーとうふサラダ ごまドレ」。
こちらは野菜と一緒に皿に盛り、付属のドレッシングをかけるだけ。

今回は、水菜、ミニトマト、刻んだナッツと盛り付けてみました。
クセがなくなめらかな食感と、豆腐クリームも使われているので濃厚な風味を感じることができましたよ。

この一皿でお腹もかなり満たされるので、食べごたえも十分◎。

そして、相模屋の「とうふ麺:冷麺」と「たんぱく質のとれる とうふそうめん【梅だれ】」。
どちらも豆乳に麺が浸った状態でパッケージに入れられていて、器にすべて入れてからスープを加えるタイプでした。

片方は豆乳とともに、もう一方は豆乳をのぞいてスープ少なめ(混ぜ麺風)に盛り付けてみました。色は白くても、しっかりとスープの味が感じられましたよ。
冷蔵庫にあったゆで野菜や、サラダチキン、缶詰のコーンなどをのせたら、栄養バランスもUP。さっぱりしたものを食べたい時、でもタンパク質はしっかりとりたい時におすすめ!

両方ともカロリーは、スープ含めて100kcal未満なのでダイエット中にも頼れる一品です。

最後に、ニッスイの「たんぱく質がとれる おさかなでつくった麺 ミートソース」。
パッケージごと電子レンジで温めて食べることができます。

ひき肉、にんじん、たまねぎ入りなので、それだけで食べることもできましたが、冷蔵庫でストックしていた野菜などをのせて華やかに盛り付けてみました。

こちらは、麺の形状をしていますがスケソウダラのタンパク質を使っているだけあり、魚肉ソーセージに近い味わい。娘いわく、「魚肉ソーセージを補足したらこんな感じかも」ということでした。
カルシウムやコラーゲンも含まれていて、魚肉ソーセージが好きな方にはおすすめです!

手軽にタンパク質不足を解消しよう!

どれも素材を生かした味付けや質感になっていて、なじみがあるので食べやすさがありました。

豆腐が苦手な娘と一緒に食べたのですが、「これなら食べてもいい」というお墨付きまでいただくほど、豆腐をつかった麺も食べやすかったようです。

こういった「高タンパクレトルト食品」は、商品によっては冷蔵で2週間以上も保存がきくため、食事の準備に時間をかけたくない時にはストックしておくと役立ちそうだと感じました。
ただし、これらのみではなく、冷凍しておいたものでもいいので野菜や彩りになるものを添えると、よりおいしく食べられるのではないでしょうか(わかめ、ツナなどもおすすめ)。

ぜひ、盛り付けの具材を参考に、「高タンパクレトルト食品」をお好みでアレンジして食べてみてくださいね。



★この記事を書いたのは・・・

管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかり
小学生女児のママ。食材記事の監修、食育サイトの栄養相談や献立作成などで活躍中。個人で食育イベントの実施や、地元のケーブルテレビの食育番組に出演しています。
食べること、料理すること、喋ることが好きです。

計算中