豆腐はアレで焼くとおいしくなる!淡白な豆腐のコクとうま味を高める、おすすめ食材とは?

2022/04/14
  • 管理栄養士&食生活アドバイザー。5歳娘のママ。食と栄養に関する記事執筆、栄養相談をメインに活動中。 もっと見る>>

こんにちは。変わった食べ方を探すのが好きな、サンキュ!STYLEライターのゆかりです。

みなさんは、豆腐を焼いて豆腐ステーキにして食べることはありますか?
我が家では、すり潰してコールスローサラダに入れるか、豆腐の具にすることが多いのですが、あるもので焼いてみたら驚きのおいしさに!

この記事では、管理栄養士である筆者が、さっぱりとした豆腐のコクとうま味をUPさせる調理方法をご紹介します。
詳しいレシピもありますので、参考にしてみてくださいね。

使うのは、油を含んでいるあの調味料!

豆腐を焼く料理、といえば「豆腐ステーキ」が思い付く人が多いのでは?

一般的に豆腐ステーキとは、肉を豆腐に置き換えて、バターなどの油で表面をこんがりと焼いたものに味付けをしてつくられます。

ところが、油の代わりに、常備している人が多いある調味料を使うことでも、豆腐ステーキをおいしくつくることができるのです!その調味料というのが、「マヨネーズ」。

マヨネーズの半分は植物油で占められていて、野菜につけてサラダなどでつかう人が多いのでは?ところが、マヨネーズには加熱調理の油としての使い道もあるのです。

ほかでは出せない⁉豆腐に濃厚なコクを加える作り方はこちら!

そんなマヨネーズをつかった豆腐ステーキの作り方がこちら。

<材料>
・豆腐 … 3個パックのうち1個分(150gくらい)
・マヨネーズ … 大さじ1~(お好みで調整)
・塩こしょう … 適量

<つくり方>
1. 豆腐は水気を切って厚みが1㎝くらいになるように切る。
2. フライパンを熱し、マヨネーズを入れて全体へ広げる。
3. 豆腐をならべ、両面に焼き色が付くように返しながら焼く。
4. 塩こしょうをふりかける。

材料、つくり方ともにシンプルなレシピになっていますが、あなどるなかれ。
マヨネーズには、油以外に卵も原材料として含まれています。卵にはうま味のもとアミノ酸が含まれているため、マヨネーズを使うことにより、コクとうま味が加わって食べ応えのある1品に仕上がるのです。

ぜひ、お試しあれ!

<つくる時のポイント>
・豆腐の種類は、お好みで木綿、絹からお選びください。充填豆腐やよせ豆腐などのやわらかいタイプは、ひっくり返す時に崩れやすいので使うのであれば慎重に。

・できたての熱いうちが賞味期限。時間がたつと水分が出て食感が変わりやすいので、食べるタイミングにあわせて焼くのがおすすめ。

・味付けは、ポン酢や焼肉のたれなども◎。豆腐の味を生かしたいのであれば、塩こしょうのみがおすすめ!

・薄力粉を全体にまぶしてから焼くと、揚げだし豆腐に近い味わいに。片栗粉だとベチャっとしやすいので、薄力粉でぜひ。

・見た目がさびしくなりそうであれば、同じフライパンできのこや野菜などを炒めて添えると華やかになりますよ。


なかなかメインになりにくい豆腐ですが、ぜひこのレシピを活用して食べてみてはいかがでしょうか?



★この記事を書いたのは・・・

管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかり
小学生女児のママ。食材記事の監修、食育サイトの栄養相談や献立作成などで活躍中。個人で食育イベントの実施や、地元のケーブルテレビの食育番組に出演しています。
食べること、料理すること、喋ることが好きです。

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