レバーペーストは手作りすべき⁉レバーペースト嫌いな人でも、おかわり必須のレシピとは?

2022/07/19
  • 管理栄養士&食生活アドバイザー。5歳娘のママ。食と栄養に関する記事執筆、栄養相談をメインに活動中。 もっと見る>>

こんにちは。レバーペーストが苦手な、サンキュ!STYLEライターのゆかりです。

レバーは鉄分をはじめ、健康・美容・ダイエットに役立つ栄養素の宝庫として知られています。しかし、管理栄養士である筆者は風味が苦手でいつも避けていました……
ところが、仕事の依頼でレバーペーストを試作してみたら、おいしくてビックリ!

この記事では、思わずおかわりしてしまったレバーペーストの作り方についてご紹介します。
あまり知られていないレバーペーストの材料についても、ぜひチェックしてみてくださいね!

レバーペーストの材料は?

レバーペーストとは、牛、豚、鶏などのレバー(肝臓)をゆでて裏ごしし、バター、香辛料、調味料を加えてなめらかにした食品です。
この材料を見れば、たとえレバーそのものが苦手であっても、食べやすくなっていると思われます。ただし、筆者のようにそれでもダメ、という人も一定数いるのです。

材料の割合、種類に加え、レバーの鮮度もおいしさの決め手になると言えるかもしれません。
レバーは生ものということもあり鮮度が落ちやすく、時間が経つほど独特のにおいが出てきます。そのため、買ってすぐのレバーを使うことが、手作りレバーペーストを食べやすくするポイントになります。
また、牛、豚、鶏の種類がありますが、一番くさみが少ない鶏レバーを選ぶことも大切です。

イチオシの手作りレバーペーストの作り方

<材料>
・鶏レバー 100g
・牛乳 100ml(下処理用)
・玉ねぎ 50g
・にんじん 25g
・セロリ 25g
・にんにく 1片
・赤ワイン 100ml
・コンソメ 小さじ1くらい
・ローリエ 1枚
・バター10g
・牛乳 10mlくらい(仕上げ用)
・塩こしょう 適量

<作り方>
1. レバーは流水で丁寧に洗い、牛乳(下処理用)に浸して1時間冷蔵庫に入れます。
2. 野菜はすべて火が通りやすいように刻む。あれば、セロリの葉も使う。
3. 大きめのフライパンにオリーブオイルを熱し、中火で刻んだ野菜を炒める。
4. 全体的にしんなりしたら、汁気を切ったレバーを加える。
5. レバーの色が変わってきたら、赤ワイン、コンソメ、ローリエを加えて蓋をする。
6. レバーが崩れるくらい火が通ったら蓋を外し、弱火にして汁気を飛ばす。
7. ミキサーやフードプロセッサーに移し、バターを加えてなめらかになるまで回す。
8. 牛乳、塩こしょうを加え、粘度や味を調える。

手作りレバーペーストの楽しみ方は?

完成したレバーペーストは、できたてふんわりホカホカの状態と、冷えてしっとりした状態で食べ比べるのもいいですね。(手作りならではの楽しみ方)

筆者の場合、薄く切ったバゲットにのせて食べたのですが、これが不思議なくらい食べやすいのです!
それ以外の用途としては、ミートソースのコクがUPするとのことで、仕上げの一歩手前で大さじ1杯ほど加えてみたら大正解◎奥深いうま味が感じられ、思わずもう1杯追加してしまうほどでした。


手作りのレバーペーストは、消毒したビンや容器に詰めて密封・冷蔵すれば3日ほどは日持ちすると考えられます。
ですが、加熱してあるとは言え、鮮度が落ちると風味が変わる可能性があるため、早めにおいしいうちに食べてみてくださいね。

今までレバーペーストが苦手だった人も、ぜひお試しあれ!



★この記事を書いたのは・・・

管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかり
小学生女児のママ。食材記事の監修、食育サイトの栄養相談や献立作成などで活躍中。個人で食育イベントの実施や、地元のケーブルテレビの食育番組に出演しています。
食べること、料理すること、喋ることが好きです。

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