トマトの切り方で料理の腕が変わる!切り方別おすすめ料理とは?
こんにちは。管理栄養士で食生活アドバイザーの、サンキュ!STYLEライターゆかりです。
筆者の娘は大のトマト好きで、1年中、我が家の冷蔵庫にはトマトが欠かせません。
娘が5歳で、口が小さめなのもあり、必ず半分以上に切り分けて提供しているのですが、その時によって断面が変わることに気づきました。
この記事では、トマトの切り方を知って自由自在に活用する方法をご紹介します。
ミニトマトはどう切る?
まずはミニトマト。
よ~く見ると、きれいな丸型ではないのにお気づきでしょうか?
微妙な差ですが、上から見ると楕円形をしているのです。
左)長い側面を半分にカット
右)短い側面を半分にカット
このように、それぞれ違う方向から包丁を入れてみると…
このように、トマトのゼリー状(種を含む)の部分が見えないもの、見えるものと違いが表れます。
この他にも、ミニトマトを上から見た時にあるくぼみの部分に沿って切るという方法も!
今まで、ついつい縦に長く(つまり右側のよう)切ることが多かったので、ゼリー状が見えるのは当然だと思っていたのですが、このことに気づいてからは料理によって使い分けるようになりました。
大きいトマトはどう切る?
続いてはミニトマト以外。
居酒屋の冷やしトマトでもよく見る大きいトマト。
食べやすく見栄えが良いいように、飲食店ではこの切り方をマスターしているかも!
みなさんは、どのように切っていますか?
大きいトマトの場合は、トマトの下(底)の部分をよく見るのがポイント。
おいしいトマトの証として知られる「スターマーク」。
その白い筋を避けて包丁を入れると、ゼリー状が見えないように切ることができるのです!
左)スターマークの間と間をカット
右)スターマークに沿ってカット
ただし、この方法よりもっと高確率できれいに切り分けられる方法も!
それは、ミニトマト同様に上から見てくぼんでいるところへ包丁を入れること。
くぼみがあるトマトを選べば成功率UPですが、つるんと滑らかなトマトの場合は、スターマークを参考にしてみてくださいね。
トマトの切り方をマスターして料理の腕を上げよう!
ゼリー状が見えないトマトの切り方は、見た目が良いだけでなく、汁がこぼれにくいので、
◆ サラダに加える
◆ サンドイッチに挟む
◆ まな板を汚したくない
時に便利!
対して、ゼリー状が見えるトマト切り方は、
◆ スープ
◆ 煮込み料理
◆ パスタ
に使うと、汁気が出やすく、うま味成分を含んだゼリー状部分が全体になじみやすくなりますよ!
< まとめ >
1. きれい&汁がこぼれない方法
ミニトマト: 横に長く置いて切る
それ以外: スターマークを避けて切る
両方: くぼみに沿って切る
2. 汁を出しやすくする方法
ミニトマト: 縦に長く置いて切る
それ以外: スターマークに沿って切る
両方: くぼみを避けて切る
ぜひ、今後のトマト料理に生かしてみてくださいね!
★この記事を書いたのは・・・
管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかり
5歳女の子のママ。食材記事の監修、食育サイトの栄養相談などで活躍中。
食べること、料理することが好きなワーカーホリックです。