青汁の原料も、いまやおやつに変身!野菜不足の救世主的、栄養満点おやつ

2020/02/14
  • 管理栄養士&食生活アドバイザー。5歳娘のママ。食と栄養に関する記事執筆、栄養相談をメインに活動中。 もっと見る>>

こんにちは。
管理栄養士&食アドのゆかりです。
料理を作ることはもちろん好きですが、それ以上に食べることが大好き!

栄養を摂ることは、わたしたちにとって大切なこと。
でも、それ以上に美味しくないと意味がありません。
我慢して、栄養があるからと食べることは、かえってストレスにもなりますし、何よりも食事が苦痛になってしまいます。

そこで、まず~いイメージがある、栄養たっぷり含んだケールのおいしいおやつをご紹介します。

ケールって、どんなもの?

ケールとは、アブラナ科の野菜です。
和名は、緑葉甘藍(りょくようかんらん)、羽衣甘藍(はごろもかんらん)という名前を持っていて、江戸時代頃から日本へ入ってきたと伝えられています。

ちなみに、甘藍=キャベツのことで、ケールはキャベツの親戚に当たります。(同じアブラナ科)
キャベツと違う点は、球のように丸くならず、葉は広がって生えていきます。
和名が示す通り、緑色が濃く、羽衣のように繊細な縮れやシワが見られるのが特徴。(縮れが少ない品種もあります)

栄養面では、緑黄色野菜の中でもトップクラスの含有量を誇り、健康食品として広まっている"青汁"の原料として知っている方もいるのでは?

昔懐かしい青汁のテレビコマーシャルでは、「まずいっ!もう一杯!」というフレーズが印象的でしたが、今では加工技術や品種改良によって、苦味が抑えられたものが出回るようになっています。

ケールには、どんな栄養が多いの?

ケールをキャベツの親戚とご紹介しましたが、キャベツの原種に近い品種なんだとか。
キャベツは、ケールを自然交配や品種改良を重ねて出来た野菜ということになりますね。

キャベツとの栄養を比較してみると↓

● ビタミンC、カリウム、食物繊維・・・約2倍
● 鉄・・・約2.5倍
● カルシウム・・・約5倍
●βーカロテン(ベータ)・・・約59倍

こんなにも、栄養素がアップしています。
青汁として健康食品に使われるのも納得の含有量ですね。

お薦めのケール使用おやつはコレ!

テトラパックの個性的なパッケージ。

まさか、この中にケールが入っているとは気づかないはず。

商品名: KALE CHIPS(ケールチップス) オレンジ&カカオ
15g/385円税込/よしとも

長野県産の自然栽培ケールを加工し、くるみソースを絡めたノンオイルチップス。
香ばしいカカオと陳皮(漢方でのみかんの皮)を使って、風味よくパリパリ食べられる1品です。

気になるお味の方は・・・

見た目は、葉っぱ感がありますが、ケールの苦味はあまり感じなく、むしろ、カカオのほろ苦さが楽しめる軽いサクフワ食感。

そこへ、ほのかに柑橘の香りが感じられ、ケールを食べていることを忘れてしまいそうになるほど!

サラダで食べるケールは、食物繊維が多いだけあって、よく噛まないと飲み込みにくいのですが、こちらのチップスなら、かなり薄くなっていて舌の上ですぐにやわらかくなるので、とても軽い食べ心地なのです。

とにかくお腹を満たしたい!という時には物足りないかもしれませんが、今日は野菜不足だから、栄養補給しながらリフレッシュしたい!という時にお薦めです。

どうせおやつを食べるなら、こういう素材を生かしたものをぜひ選んでみてくださいね。
スモーキーバーベキュー味もラインナップにはあるので、しょっぱい系がお好きな方は、そちらもお試しあれ!

★この記事を書いたのは・・・管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかり
4歳女の子のママ。
保育園調理、セミナー講師、出張料理、料理教室、食育サイトの記事執筆などで活躍中。
食べること、作ることが好きなワーカーホリックです。

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