○○を使った【だし】で無限バリエーション!毎日飲んでも飽きない味噌汁の【だし】3選

2020/04/14
  • 管理栄養士&食生活アドバイザー。5歳娘のママ。食と栄養に関する記事執筆、栄養相談をメインに活動中。 もっと見る>>

こんにちは。
管理栄養士&食アドのゆかりです。
料理を作ることはもちろん好きですが、それ以上に食べることが大好き!

中でも、味噌汁は毎日の食卓に欠かせないほど大好き!
ということで、毎日飲むからこそ、飽きずにいろいろ楽しみたいところ。

そんな筆者が、飽きずに味噌汁を飲むために使っている【だし】を紹介します。

1. 乾物を使う

乾物といえば?
「切干大根」、「干し椎茸」、「干しえび」など、何かしら自宅にはあるのでは。

このどれもが、料理に使う前に、水に浸して戻して使いますよね。
その戻した汁(水)で、そのまま味噌汁を作ると、じんわりと染み入るような甘味や旨味が詰まっていて、昆布やかつお節などがメインの【だし】とは違った味わいが楽しめちゃいます。

筆者がヘビロテする切干大根を使った【だし】は、サッと水洗いし、味噌汁作りに必要な分量の水に浸して戻したら、そのまま鍋にかけて、お好みの具を加えて味噌を溶くだけ!
何だったら、戻すのは鍋の中でやってしまえば、洗い物も減らすことができますよ。

2. 缶詰を使う

缶詰といえば?
「ツナ缶(水煮)」、「さば/いわし缶」、「スイートコーン缶」など、これらも常備しているご家庭が多いのでは。

缶詰の汁は、汁気を切って中身だけしか使うようなことをしていませんか?
特に「ツナ缶」は、原材料のマグロやカツオの旨味がたっぷり残っていますので、ぜひ料理に使ってください!
そして、水を加えて薄めるくらいで、味噌汁にちょうどよい風味になるのです。

すぐに使わない場合は、小さい保存容器に移して冷凍しておけば、いつでも取り出して温めれば【だし】として活用できますよ。

他にも、「さば/いわし缶」も同様に、薄めて使っちゃいます。
水煮缶であればさっぱり塩味ベースに、味噌をちょい足し。
味噌煮缶であれば、汁の塩分が濃ければ、味噌を加えないこともあります。
(普段は、汁少なめ+具多めで作るため。汁多めのご家庭は、味噌を加えてくださいね。)

意外かもしれませんが、「スイートコーン缶」も使えます。
こちらは甘味が強いので、他の【だし】とブレンドしたり、あえて洋風スープを作る時に加えたりしています。

いただきものですが、「かきの水煮缶」も、いい【だし】が期待できそう!
ぜひ、ごま油を加えて中華風で楽しみたいと思います。

3. 野菜くずを使う

野菜の皮、ヘタ、根っこなどの野菜くずをまとめてジッパー付きの保存袋に冷凍保存である程度溜め、1~2週間に1度、それらをごく弱火で30分煮出し、ベジブロスを作っています。
(種、ワタ、苦味のあるものは除いて使用しています/料理酒を大さじ1杯加えて臭みを抑えています)

玉ねぎの皮がよく混じるので、いつも茶色の仕上がりになりますが、使う野菜の種類や量によって、毎回風味が変わるのを楽しんでいます。
そして、野菜しか使っていないのですが、それを【だし】代わりに使って作る味噌汁が美味しいのです!

もちろん、昆布や魚系の【だし】のような力強い風味やコクは無いのですが、味噌を合わせることで、ほんのりとした甘味や雑味が、なんともいえない旨味に変わるのです。
味噌汁だけでなく、カレーや煮物などの煮込み料理にも使っていますよ。

いろいろな組み合わせを楽しんでみて

そんなものまで使うの?と驚かれるかもしれませんが、旨味は単純ではなく、複雑な味なのです。
どれか単一の【だし】が好きという人もいれば、○○と○○のブレンドが好き、など、好みは十人十色。

ぜひ、自分好みの【だし】を見つけて、味噌汁を楽しんでくださいね!!

★この記事を書いたのは・・・
管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかり
4歳女の子のママ。保育園調理、セミナー講師、出張料理、料理教室、食育サイトの記事執筆などで活躍中。
食べること、料理することが好きなワーカーホリックです。

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