コロナ不安はコレでリセット!穏やかに過ごすための3つのヒント

2020/04/20
  • 管理栄養士&食生活アドバイザー。5歳娘のママ。食と栄養に関する記事執筆、栄養相談をメインに活動中。 もっと見る>>

こんにちは。
管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかりです。

毎日、起きて、食べて、時間をやり過ごして、ニュースを見ては溜め息ばかり…
思うように出掛けられなくなって、気分が塞ぎこんでいたりしませんか?

病気にかからないことも大切ですが、何よりも日々、「心の健康」を保つことも大切です!
なかなかメリハリを付けにくいことも影響していると思いますが、時間を自由に使えるからこそのリフレッシュ方法をお薦めします!

健康の基本3原則:その1【食事のヒント】

食事・運動・睡眠!
なんといっても、これらが健康を維持する上では欠かせない要素です。

食事、作るの飽きていませんか?
野菜不足になっていたり、バランスが偏っていませんか?
テイクアウト、レトルト、冷凍食品、味が濃いものばかりになっていませんか?
などなど、こういった細かいことを指摘してしまうと、日々の食事が面倒になってしまうので、最低限キープしてほしいポイントをお伝えします。

それは、【美味しいと思うものを食べる】こと!

これは何と言っても、体に栄養を摂り入れるだけでなく、心にも栄養を与えることに繋がります。
心がしっかりと前を向いていれば、自然と、「今日はこういうもの食べてみようかな」といった選ぶ感度も良好になりますし、体を気遣う余裕も生まれてくるはず。
逆に、単にお腹を満たすためだけに、何となく手に入るものを食べているだけでは、いつまで経っても満足感は得られませんし、どんどん中毒性のある糖や脂まみれのものに手が伸びていくことになるかも・・・

こんな時だからこそ、細かいことにこだわらず、心を満たせるものを基準に選んで食べてみてくださいね。
お取り寄せグルメや、ふるさと納税の返礼品などを検討してみるのもいいかもしれません。

健康の基本3原則:その2【運動のヒント】

運動女性
miya227/gettyimages

毎日体を動かす日課、何かお持ちですか?
健康維持のための散歩やランニングは、不要不急の用件に当てはまらないので外出は許可されていますが、やはり天気がよくない日は、こもりがちになりますよね。

そんな時は、オンライン配信や動画サイトを利用して、体操・ヨガ・ストレッチなどに取り組んでみては?
これらは、年齢、性別、体の柔軟性を問わず、誰でも参加しやすい運動に当たります。

通常は、有料でレッスンに参加しないと受けられないような内容が、無料で利用できるところも多く、自身も昨日初めて、“zoom(ズーム)”というアプリを使ったヨガレッスンに参加してみました。
アプリのインストールをして、主催者からIDとパスワードを共有してもらうだけで、時間になったらオンラインで参加者とビデオ電話のような感じで繋がることができるのです。
普段は、一緒にレッスンに参加する人たちの視線などが気になっていて集中できないこともありましたが、zoomの機能では主催者のみを表示することもできるため、動画を見ているような感覚で、緊張せずに参加することができました。

体を動かしたくて仕方のない娘とじゃれ合いながら&お喋りしまくりながらの参加も、こういった利用方法ならではのメリットだと感じました。

【毎日お好きな方法で30分くらい】体を動かせれば、リフレッシュにも繋がりますし、生活のメリハリもつけやすくなるのでは。

健康の基本3原則:その3【睡眠のヒント】

体を適度に動かすと、睡眠の質が高まります。
たとえ、睡眠時間が短かったとしても、朝目覚めて体がスッキリとした感じがあったり、心が前向きであれば、深い睡眠によって心身ともにリフレッシュされたという証拠です。

毎日、そんな朝を迎えられていますか?

なかなか寝付けないという人は、【寝る前のテレビ・パソコン・スマートフォン(携帯電話)は、1時間前からOFF】!
これらは、画面からブルーライトという周波数の光を発していて、実はこれが脳に刺激を与えます。
ブルーライトは、日光にも含まれていて、目から浴びることで脳に昼間だと勘違いさせてしまうと言われており、そのため、睡眠の質に関係するホルモンの分泌を減らしてしまうのです。

その他にも、【入浴は湯船に浸かって体を温める】こと!
イライラや不安感は、交感神経が緊張すると強く表れます。
交感神経が優位なうちは、体は「戦闘モード」。
寝付きが悪いだけでなく、睡眠の質も浅くなりがちです。
体が冷えていたり、嫌なニュースを見聞きしたり、必要な栄養が不足していたりといったことも関係しますが、手っ取り早く交感神経を穏やかにしてリラックスする方法は、入浴なのです。

湯船に浸かって体が芯まで温まってくると、血行が良くなり、副交感神経が優位に働くようになります。
副交感神経は、心を穏やかにし、消化を促進して、体を「お休みモード」に切り替えてくれます。

普段であれば、夕食後に消化に負担をかけないよう時間を置いてから入浴する我が家ですが、ここ最近は明るい夕食前の時間に入るようにしてみました。
すると、就寝時間を気にすることなく、好きなだけ浴室で過ごすゆとりができ、娘のお風呂遊びに飽きるまで付き合ってあげられる心の余裕も生まれたのです。
(今までは、○時までに寝かせないと、と時間に追われることがよくありました)

そして、お風呂タイムには、ぜひ入浴剤を使うことをお薦めします!
香りが付いているものであれば、アロマテラピー(=芳香浴)効果も期待できますし、成分によっては血行促進をしてくれるものもあります。
(我が家では、リラックス効果の高いラベンダーをヘビロテ中。)
全国の温泉地を再現したような商品もあり、旅行気分で日替わりで使うのも日々の楽しみになるのでは。
お気に入りのグッズを持ち込んで、ゆったりと過ごすのもいいですね。

ですが、くれぐれも、湯温は高めにならないように!
41℃以下が、リラックスにはお薦めです。
たった1℃の違いですが、42℃以上の湯に浸かると、交感神経を優位にしやすいと言われているからです。
すぐに冷めてしまう浴槽であれば、下がることを想定して湯温を設定したり、追い焚き機能があれば、入る度に直前で沸かし直すといいかもしれませんね。

小さなヒントで日々を穏やかに

いかがでしたでしょうか?
健康の基本3原則のポイントを押さえるだけで、日々生まれるマイナスな気持ちを和らげることができますよ。

ご自身や家族の“心と体の健康”を守るためにも、ぜひ取り入れてみてださいね!


★この記事を書いたのは・・・
管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかり
4歳女の子のママ。保育園調理、セミナー講師、出張料理、料理教室、食育サイトの記事執筆などで活躍中。
食べること、料理することが好きなワーカーホリックです。

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