ギネス級に◯◯なきゅうり→【無印良品】アイテムで腸活食材へ変身させる方法!
こんにちは。
管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかりです。
今年は、きゅうりの家庭菜園に挑戦しています!5月に苗を植えたばかりなのに、早速、収穫ができるようになってきて、日々のお世話にも精が出ます。
ところで、きゅうりって、ギネスブックにあることで認定されていることをご存じでしょうか?
ギネスブックといえば、「世界一◯◯」という栄誉ある称号のイメージがありますが、きゅうりは、『世界一カロリーが少ない果実』ということで認定されていたことがあるのです。
というのも、きゅうりは95%が水分で構成されていて、カロリーは100gあたり14kcal。
栄養素としては、カリウムが200mg、βカロテンが330μg含まれており、これらによって、むくみを防いだり免疫力のアップが期待できます。また、体の熱を冷ます作用もあるので、暑い季節に冷やしきゅうりをかじることは、とても利にかなっているのです。
すでに値段もお手頃になってきて、家庭菜園で育てていたり、美味しく食べられるレシピをいくつも活用している人もいるのでは。
でも、せっかくなら、その【きゅうり】、もっと栄養価アップしてみませんか?
我が家で始めたこと
水分メインで、他の野菜に比べると全体的に栄養が少なめな【きゅうり】。
でも、あるものを使うだけで、一夜にして栄養価を最大8倍に高めることができるのです!
その方法とは・・・
→ ぬか漬けにすること!
◆ ぬか漬けに使われるぬか=米ぬか
↓
米ぬかには、玄米に含まれる栄養素が凝縮されています。(白米は、玄米の外側のぬか層を削って作られています)
特に多いのが、三大栄養素である炭水化物・脂質・タンパク質をエネルギーに変えてくれるビタミンB群!
これらの栄養素が、ぬかに漬け込んだ食材に染み込み、栄養素を増やしてくれるのです。
・カリウム ・マグネシウム ・ビタミンK ・ビタミンB1
・ビタミンB6 ・ナイアシン ・パントテン酸
このどれもが、ぬか漬けにすることで、きゅうりの栄養を2~8倍に高めてくれるのです。
手間なし&好きなときに入れるだけ
そうは言っても、ぬか漬けって手間がかかるイメージがありませんか?
筆者も、健康にメリットがあると知りつつも、ぬか床をおこして、日々かき混ぜて、カビや腐敗に気を付けながら、発酵の進み具合にも気を配って…といった作業が必須と思っていたため、手を出せずにいました。
ところが、そんなズボラさんでも、いつでも始められる商品を発見!!
それが、【無印良品】の“発酵ぬかどこ”。
すでに、必要なものが入っていて、すぐに漬け込める状態になって販売されているのです。
ぬかをかき混ぜる手は、ぬかの栄養素の働きで美肌になる、などということも期待しつつ、清潔にした手で洗って水気を拭いたきゅうりを漬け込みます。
あとは、ぬかを押し付けるように全体的に密着させ、空気を抜いて密閉チャックをするだけ!
保管は冷蔵庫で行うので、カビや雑菌の繁殖の心配が少ないのも嬉しい点です。
半日~美味しく食べられる
きゅうりであれば、太さにもよりますが、半日~お好みの漬け加減で食べられます。
ぬかをぬぐって洗い流し、食べやすい大きさに切って盛り付けたら、立派な1品の完成です!
ごはんが進む塩気&酸味に、それらをやんわり引き締めてくれる唐辛子の風味(決して辛さは感じませんよ)に、漬物初心者の筆者は大満足。
何を隠そう、幼少期からの漬物嫌いだった筆者なのですが、このぬか漬けは食べやすくて驚きました。味というか、臭いというか、どうも漬物全般が苦手で、何十年も食べられるのは浅漬け程度だったのに。
今や、きゅうりが手に入ると、ちょこちょこ漬け込むようになり、すっかりぬか漬けライフを楽しむ変身ぶり。
ぬか床にたっぷり住んでいる乳酸菌のおかげで、お腹の調子も良いし、何より簡単+美味しいというのは最強です。
きゅうりの大量消費にも!
ぬか漬けのままだけで楽しむのは、料理好きとしてもったいなく感じたので、アレンジ料理にも挑戦してみました。
ちょうど冷蔵庫にストックのあった鶏むね肉でチキン南蛮を作り、それに添えるタルタルソースの中に入れてみることに。
タルタルソースには、ピクルスを刻んで使うことが一般的ですが、それをぬか漬けに置き換えてみたのです。
そしたら、違和感なし!というか、グレードアップした感じすらします。
こんな感じで、ぬか漬けきゅうりには、まだまだ無限の可能性がありそうです。
ぜひ、みなさんも、きゅうりを美味しく栄養満点に楽しんでみてくださいね!!
★この記事を書いたのは・・・
管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかり
4歳女の子のママ。保育園調理、セミナー講師、出張料理、料理教室、食育サイトの記事執筆などで活躍中。
食べること、料理することが好きなワーカーホリックです。