【野菜漢字クイズ1】「青椒」と書くのは、どんな野菜?
こんにちは。
管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかりです。
漢字検定準1級という資格と食の知識を生かして、みなさんに漢字から読み解く野菜の豆知識を紹介します!
さて、「青椒」と書く野菜とは一体、何でしょう?
ヒント1:夏野菜
ハウス栽培では、1年中流通しています。
温かい地域から、すでに出荷量が増えていて、店頭にも多く並ぶようになりましたが、本来の旬は夏。
これから、ますます見かけるようになり、値段もお手頃になってきますよ。
ヒント2:一般的に緑色、カラーもある
家庭菜園で作っている人もいるのでは?
白い小さな花を下向きに咲かせ、そこから実る部分は緑色をしています。
収穫せずに完熟させると赤色へ変わり、苦味が抜けて甘くなるとか。
(筆者は、まだ赤くなったものを食べたことがありません。)
品種改良によって、橙・黄色のものもあれば、白や紫色もあるみたい。
ヒント3:チンジャオロースーに使われる
「青椒」をメインにした料理といえば、チンジャオロースー。
細切りにした肉と一緒に炒めて味付けされます。
縦に細く切って、油を使った料理にすることで、食材の持つ苦味が和らぎ、モリモリ食べやすくなります。
それでは、正解は・・・
「ピーマン」でした!
チンジャオロースーは、中華料理の一種で、「青椒肉絲」と表記されます。
なので、何とな~く漢字そのものは見た覚えがあったという人もいるのでは?
これを覚えておけば、中国語のメニューが並んでいる中で、ぱっとピーマンのメニューが見つけられるようになりますよ。
ちなみに、日本では「甘唐辛子」と書いて、ピーマンのことを指します。
ピーマンには、カリウム・β-カロテン・ビタミンE・K・C・葉酸・食物繊維などが含まれていて、「クエルシトリン」という苦味の元となるポリフェノールには、
◆脂肪細胞の脂肪蓄積を抑制
◆高血圧抑制
◆抗うつ作用
◆血中中性脂肪の上昇抑制
◆血流改善
◆関節炎予防効果
などの効果があるのだとか。
<※ タキイ種苗株式会社のWebサイトより>
紫外線が強くなる時期は、抗酸化作用を持つピーマンを食べて元気に過ごしましょう!!