茹でるより10倍美味しい⁉枝豆のうまみを逃がさない時短+美味しい調理法

2020/07/23
  • 管理栄養士&食生活アドバイザー。5歳娘のママ。食と栄養に関する記事執筆、栄養相談をメインに活動中。 もっと見る>>

こんにちは。
管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかりです。

梅雨明けも迫ってきて暑い日が増え、ビールなどを飲む機会が増えてきている人もいるのでは?

アルコールを飲んだ時のお供と言えば、この時期が旬でもある「枝豆」!

茹でて食べるのが一般的な枝豆の食べ方と思われていますが、もっと美味しくなる食べ方があるんです!!


この記事では、枝豆好きの家族もうなった、【時短&美味しさ10倍になる食べ方】を紹介します。

必要なものは水&塩のみ!

枝豆を塩茹でにする場合、鍋にたっぷりの湯を沸かして、茹で上げた後に塩をまぶして混ぜ合わせるのが、多くの人が知っている方法だと思います。
↑写真の枝豆が、まさに塩茹でしたもの。
(塩水で茹でるご家庭もあるかもしれないですね)

そうすると、必ず湯が沸くまでの待ち時間の発生と、茹で汁を捨てる必要があります。

ですが、今回紹介する方法は、枝豆300gあたり水60ml+塩小さじ1/2だけで済みます!
いつもより少しの量しか使わないというだけでなく、湯を沸かす時間が必要がないというのも、大きなポイント!


そして、それらを使った調理法というのが、「蒸し焼き」にすることなのです。

焦がしてもOK!

作り方もとってもシンプル!

1. 枝豆をさや付きのまま水洗いする。

2. フライパンに、枝豆・水・塩を入れて混ぜ合わせる。

3. 蓋をして5分強火で加熱する。

4. 時々フライパンをゆすりながら、水気が完全になくなるまで飛ばす。


出来上がりは、写真のように枝豆のさやに焦げ目ができます。
でも、全部真っ黒にするわけでなければ、味には影響しないのでご安心ください。
もっと焦げ目が付くくらいだと、香ばしさも加わって楽しめるかも。

ポイントを挙げるのであれば、2の工程で、よく塩を溶かしておくとフライパンへの焦げ付きを減らせるかもしれません。
(というのも、溶かし忘れたせいか、枝豆は無事だったのですが、フライパンの中央がやや焦げてしまったので・・・)

油を使わないことから、テフロン加工などのフライパンを使うときは空焚き状態に近くなるので気を付けてくださいね。

旨味も栄養も逃さない!

茹で汁を捨ててしまう場合、水に溶けやすい成分も捨ててしまうことに・・・

枝豆には、疲労回復効果のあるビタミンB1を始め、紫外線から肌を守ってくれるビタミンC、代謝促進に役立つナイアシン、むくみ予防のカリウムなどが含まれているのですが、いずれも水溶性成分のため、茹でることで減少してしまうのです。

それに対して、茹で汁が出ない「蒸し焼き」の場合は、栄養の損失も最小限に抑えることができるというわけ◎


しかも、茹でた場合よりも枝豆自体の水分量が減ることもあり、いつもの瑞々しさの代わりに、豆を噛みしめた時に口に広がる旨味がより濃く感じられるのです!

今まで茹でた枝豆しか食べたことのなかった家族は、
「色もキレイなままだし、旨味もアップして、いつもより10倍美味し~!!」
との、最高の評価をいただきました◎◎◎


調理工程も簡単で、加熱を始めて10分くらいで仕上がるので、腰の重い時でもすぐに作れてしまいます!

【時短】もできる上に、【栄養もキープ】できて、【旨味も凝縮できる】良いこと尽くめのこの方法、ぜひ、この夏の定番にしてみては?



★この記事を書いたのは・・・

管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかり
4歳女の子のママ。保育園調理、セミナー講師、出張料理、料理教室、食育サイトの記事執筆などで活躍中。
食べること、料理することが好きなワーカーホリックです。

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