食べるなら、断然○○キャベツ!少量でも栄養満点&時短を叶える食べ方とは?

2021/02/17
  • 管理栄養士&食生活アドバイザー。5歳娘のママ。食と栄養に関する記事執筆、栄養相談をメインに活動中。 もっと見る>>

こんにちは。サンキュ!STYLEライターで管理栄養士のゆかりです。

寒い台所に立つ時間を減らすべく、ついつい料理は手間がかからない簡単なもので済ませがち…
そんな時でも、抵抗力を下げないように、野菜や栄養は摂っておきたいところですね。


そこで、最近我が家の食卓で重宝しているのが、○○キャベツ!

この記事では、小さくて少量でも、通常のキャベツよりも数倍の栄養素が含まれている○○キャベツの正体と、その簡単な取り入れ方について紹介していきます。

一口サイズの頼れるやつ

まるでミニキャベツ!


そう、○○キャベツの正体は『芽キャベツ』。

芽キャベツは未熟なキャベツではなく、違った品種の野菜になります。
ですから、こんな摘まめるサイズであっても、食べ頃なんですよ。

↑ 詳しい栄養価については、こちらをご覧ください。

最大でキャベツの14倍も含まれている栄養素も!
見た目は薄い色をしていますが、たっぷりの「β-カロテン」を含んでいるので、緑黄色野菜に当たります。

ビタミンCはレモンより多く、美容や生活習慣病予防にも役立つ「カリウム」、「食物繊維」も豊富に含まれているのが特徴です。

まとめて下処理で保存らくらく

ほとんどの栄養素をキャベツより多く含む芽キャベツ、アブラナ科の植物に特有の「イソチオシアネート」という強い抗酸化作用を持つ成分も多め。ほろ苦さのもとでもあります。

基本的に、内側が硬いので、やわらかくするために焼いたり煮たり加熱しますが、大きめの芽キャベツや苦味を抑えたいという人は、【下茹で】がおすすめ!

食べやすくなり、甘味が増して、冷凍保存が可能になるというメリットもありますよ。


<下茹で方法>

① 芽キャベツを水洗いし、茎の部分へ深めに十字の切り込みを入れる。

② 沸かした湯に塩を適量加え、3分くらい茹でる。(大きさと好みの食感によって加減してください)

③ ザルに広げて水気を切り、そのまま料理に使ったり、冷まして使いやすい大きさにカットしてから密閉容器などに入れて冷凍する。


※ 葉物野菜は、湯に塩を加えると緑色が鮮やかになります。

スープにポン!サラダにドン!

今回入手した芽キャベツは小ぶりだったので、洗って半分に切ったものを塩胡椒・チーズと一緒にトースターで焼いて食べてみました。

大きなキャベツは、まな板の上からはみ出さないように気を遣って切ったり、芯や繊維を断ち切らないと、サラダやスープでは食べにくいですよね?

でも、芽キャベツであれば、その必要はなし!


しかも、見た目がころんとして盛り付けのアクセントになる上に、切らずに食べられるので、絶対的に時短になるのです!!

時間がない時の食事は、
◆ 下茹でしたり焼いた芽キャベツを副菜に添えたり
◆ ポタージュスープに入れてみたり
◆ マヨネーズを添えて芽キャベツだけのサラダにするのもGood。

ぜひ、お店で見かけたら食卓に取り入れて見てくださいね!



★この記事を書いたのは・・・

管理栄養士&食生活アドバイザーのゆかり
5歳女の子のママ。食材記事の監修、食育サイトの栄養相談などで活躍中。
食べること、料理することが好きなワーカーホリックです。

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