*人と比べない*低収入でも豊かに生きるためのコツ

2020/02/07
  • ライター。転勤族の夫、3歳0歳の姉妹と暮らす。「わたしが楽する暮らし方」をモットーに記事を執筆。 もっと見る>>

こんにちは!STYLEライターのしばです。

結婚や子育て、介護などで仕事を辞めたり、転職して収入が下がったりすると、心配になるのが今後のお金のこと。

私も2年前に専業主婦になってから、共働きの友達と自分を比べて「もっとお金があれば…」と落ち込んでいました。

今回は、収入が低くても豊かに暮らすための考え方についてご紹介します。

日本の世帯年収の平均は540万⁉︎

日本の平均世帯収入がいくらかご存知でしょうか?

国税庁が2018年7月に発表した調査結果によると、世帯年収の平均は「545.4万円」!

ちなみに中央値(データの真ん中を示す値)は「427万円」。

さらに世帯年収を年齢別で見ると、
・29歳以下で343.5万円
・30〜39歳で562.1万円
・40〜49歳で670.7万円
・50〜59歳で743.1万円
なんだそう。

これを見て「マジか」と唖然とした方、安心してください。我が家もです…!

もっとお金があれば、貯金があれば幸せになれる?

我が家はシンんグルインカムで、夫の年収は400万円くらい。

最近は共働き家庭が増えているので、雑誌のお金特集をチェックしても「これだけ収入あれば貯金できるよね…」とがっかりすることも少なくありません。

でも、お金の苦労から解放された生活って素直に羨ましいもの。

素敵な生活を目指してお金の管理を頑張っても、赤字が続いたり、思ったように貯金ができないと、

「もっとお金があれば、好きなことができるのに」
「もっと貯金できれば、毎日が楽しくなるのに」

そんな風に考えてしまいますよね。

低収入こそ「本当に欲しいもの」にお金を集中させよう

貯金を増やして、家を買って、教育にお金をかけて…とすべて理想通りにいけば1番いいんですが、お金には限りがありますよね。

お金の使い方って「みんながこうしているから」とか「周りによく見られたいから」など、無意識のうちに見栄やプライド、思い込みに大きく影響されています。

この他人軸のままでお金を使い続けてしまうと、いくら収入が増えても「こっちの方がいいかも」と浪費が減らないので、お金は貯まりません。

そもそも、お金って「貯める」ものではなくて、自分や家族が幸せに過ごすために「使う」もの。

何にお金を使ってどうすれば幸せになるのか、決めるのは「自分と家族」なんです。

収入が少ないと思っている人こそ、自分や家族が何にお金を使いたいと考えているのか話し合い、優先順位をつけることが必要です。

例えば我が家の場合
・将来マイホームが欲しいので今は家賃の低い社宅に暮らす
・勉強代にお金を使いたいので洋服代は抑える
など、メリハリを意識してお金を使っています。

優先順位がはっきりして自分達らしい暮らし方が分かってくれば、無駄なく収入の範囲内で暮らせるようになってきますよ。

自分達らしい豊かな生活を目指してお金を使おう!

「1000万貯めた!」とか数字がはっきりした方がインパクトが強いので、貯金やお金ってどうしても多い方がいいと思いがち。
(私もよく〇〇円貯めた!という記事に目がいきます…)

しかし、最初から「100万貯める!」と特に目的もない金額を目標にしても、もし上手くいかなかったときに自分のストレスになるだけ。

もし今貯金がなくて焦っていても、まずは去年より1円でも増えればそれでいいんです。

大事なのは、見栄やプライドで使うお金を減らして、「自分や家族が幸せになれることに集中してお金を使う」こと。

どういう風にお金を使いたいか取捨選択しながら、家族で一丸となって自分達らしい豊かな生活を目指してみてくださいね。

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