【コロナ時代の妊娠・出産】私が里帰り出産を決めた理由

2020/09/24
  • ライター。転勤族の夫、3歳0歳の姉妹と暮らす。「わたしが楽する暮らし方」をモットーに記事を執筆。 もっと見る>>

コロナの影響で、自宅で出産するか、里帰りするか悩んでいる方は多いですよね。
今回は2人目を妊娠中、転勤族で自宅と実家が500km近く離れている私が、コロナ禍でも里帰り出産に決めた理由をご紹介します。

妊娠が判明!と、同時にコロナ拡大…

2020年の2月末、2人目の妊娠が判明。実は、長女の時につわりが重篤化し2ヶ月ほど寝たきり、最終的に1週間の入院となった経験がある私。今回は長女の世話もあるので、念のため妊娠がわかった時点で、私と娘だけ実家にお世話になることにしました。
予想通りというか、3月頭にはつわりで寝たきり状態に…。約2ヶ月ほど、布団とトイレを往復する日々でした。

実家に戻った当初はGWに夫に迎えにきてもらって、一緒に自宅に戻る予定だったのですが、「緊急事態宣言」が発表。つわりが長引き体調が戻らないこともあって、実家滞在を1ヶ月延長することに。
結局、自宅に戻れたのは6月に入ってから。その間の3ヶ月ほど、夫とは1度も会えず、電話で話すのみでした。

家族は離れるけれど、それでも里帰りを決めた理由

妊娠した時点から、里帰りするかどうするか、夫と何度も話し合いをしました。
長女のときは里帰り出産でしたが、今回はコロナ終息が見えないこともあって、自宅出産も考えてはいました。
しかし、夫は仕事で帰りが遅くなることが多く、育休取得は難しいとのこと。
実家は遠方、しかも両親とも仕事をしているため、出産だからといって気軽に手伝いに来てもらうのは不可能。
私1人だけならなんとか乗り切れるかもしれないけど、今回は出産や入院時に長女をどうするかも考えないと…。
そうやって考えていくほど、自分があたふたする姿しか想像できず、不安ばかりが募っていきました。

結局、悩んだ末「自分とお腹の子が安心できる環境で出産するのが1番!」と、里帰りすることを決めました。

事前に確認!いつごろ里帰りすればいいの?

コロナの影響で、里帰り出産ができなくなっている病院も出ているとのこと。実家に戻った時に長女を産んだ産院で検診を受けていたので、里帰り出産ができるかどうかもその時に相談しておきました。
すると、里帰りの受け入れは可能だけど、県外から里帰りの場合2週間は実家待機してから受診してほしいとのこと。

一度自宅へ戻った後も経過順調だったので、私は自宅近くの産院で32週の検診を受診時に紹介状を用意してもらい、その日に実家に帰省。2週間あけて次の34週の検診は里帰り先で受診することにしました。

病院によって受診する週数や里帰り出産の受け入れ方も違うので、里帰り出産を検討中の方は早めに受診先に確認するようにしてくださいね。

離れているからこそ、意識して《家族の時間》を作るように

私の里帰り先の病院では【県外への移動や、県外の人との接触は避けるように】と指導があり、夫は出産時の立ち合いも面会も不可。産後も1ヶ月検診を受けるまでは県外の人との接触は避けるように言われているので、夫とは産前産後あわせると3、4ヶ月ほど会えない生活が続くことに…。
つわり時も実家にいたので、今年の半分は夫と離れ離れの生活になってしまいました。

家族離れての生活に寂しさはありますが、離れていても今はオンラインでいつでも繋がれる状態。我が家では、夫の帰りが早い日と週末の18〜19時台に電話をするのが習慣になっています。

実は、1人で過ごす時間が増えた結果、夫の自炊力が急上昇!電話越しに今日のメニューを見せてもらっては、「これは私を超えられる日も近いかも…!」と楽しみ半分、焦り半分で電話を楽しんでいます。
画面越しですが、娘もパパの顔が見れると嬉しいようで、ニコニコしながらお話ししています。

こんな時期だからこそ、マタニティライフを楽しもう!

2回目の出産とはいえ、コロナ禍での出産は前回とは全くの別物。私と同じように、今妊婦されている方は不安を抱えていると思います。
私は里帰り出産を選びましたが、里帰りを受け入れてもらえず泣く泣く自宅で出産…という方もいるかもしれません。

悩みや不安は尽きませんが、いつもと違うからこそ忘れられない出産になるはず。私は日記をつけて、今の生活をお腹の子に教えてあげられる日をワクワクして待っています。
お互い笑顔で我が子に会えるように、無理せず笑顔で過ごしていきましょうね。

◆記事を書いたのは…しば
2歳娘を子育て中の専業主婦。R2年11月に第2子出産予定。元銀行員で預金と運用相談を担当。「自分らしい暮らしを楽しむ」をモットーにお金・子供・家族・ライフスタイルなど幅広いジャンルで記事を執筆。

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