隠れ〇〇に要注意!キャッシュレス決済の落とし穴

2020/01/22
  • ライター。転勤族の夫、3歳0歳の姉妹と暮らす。「わたしが楽する暮らし方」をモットーに記事を執筆。 もっと見る>>

こんにちは!STYLEライターのしばです。
最近「キャッシュレス決済をするとポイント還元!」なんて広告をよく目にするようになりましたよね。
そんなお得情報につられて、我が家では昨年1年間夫婦でキャッシュレス生活を実践!
実践したからこそわかったキャッシュレスのメリット、デメリットをご紹介します。

キャッシュレスってどういうこと?

キャッシュレス決済の対象になっているのは、VISAやJCBなどのクレジットカード、Suicaやnanacoなどの電子マネー、クレジットカード機能付きのデビットカード、スマホにアプリをインストールするQRコード決済などです。
PaypayなどのQRコード決済のCMもよく目にしますよね!すでに使っているという方もも多いのではないでしょうか?

お得なポイント還元とスマートな決済方法に興味を惹かれた私たち夫婦は、去年1年間キャッシュレス生活を実行!
ポイントを効率的に貯めるためクレジットカードを1本にしぼり、光熱費などの固定費の支払いから、スーパーやコンビニの買い物まで、使えるところはすべてそのカードで支払っていました。

キャッシュレス生活のメリット

最近はほとんどのお店でカードが使えるので、出歩く時は小さい財布にカードと千円札のみで十分!
娘のおむつやら水筒やらで荷物が増えがちな時期に重たい財布を持ち歩くのはしんどかったので、少しでも軽くなって嬉しい…!
子供から手が離せない時なんかも、さっとカードを渡すだけでいいので簡単。手早く会計をすませることができます。

そして、キャッシュレス決済で嬉しいのがポイント還元!
カードを1本に絞ったこともあり、毎月どんどんポイントが貯まっていきます。我が家で使っているエポスカードは1P=1円としてプリペイドカードにチャージできるので、溜まったポイントを外食などのちょっとしたご褒美に使っていました。

カード払いだと現金を引き出す必要がなくなったので、仕事でぐったりしている夫に「今月の生活費まだかな…」と催促しなくていいので、そこのぷちストレスも減ります(笑)。

最初はおっかなびっくりで始めたキャッシュレス生活も、実際に始めてみると良いことづくしですっかり安心。
1年間なんの苦もなくキャッシュレス生活を続けることができました。

キャッシュレス生活のデメリット!隠れ〇〇に要注意

キャッシュレス決済の落とし穴に気がついたのは、去年の年末。
年間の家計簿を集計して、実際の預金総額と照らし合わせてみたところ…ないんです。家計簿の数字より、貯金が20万は少ない。
夫にも確認して調べてみたものの分からず、知らないうちに積み上がっていた使途不明金の額に震え上がりました…!

まさに、キャッシュレスの最大のデメリットは「隠れ赤字に気がつかないこと」!
簡単にポイントが貯まるのでお得感を感じる反面、気づかないうちに出費が膨らみ、いつのまにか赤字になっていたという「隠れ赤字」が起こりやすいんです。

また、カード払いは引き落としが翌日なので、「家計管理が複雑になること」もデメリット。
我が家でも使い過ぎを防ぐために、現金かカードか関係なく、使ったらすぐ家計簿に記録するようにしていました。
しかし、カードの引き落としは翌月。
手元の資金と家計簿の数字があっているかどうか分からないまま、「家計簿つけてるから大丈夫でしょ」と甘い考えでいたら、こんなことに…。
まさに「どんぶり勘定」の恐ろしさを実感しました。

キャッシュレス決済は使い方を工夫しよう!

キャッシュレス決済はポイント還元もあって便利でお得であることは間違いありません。
しかし、家計管理をする主婦にとってはつい使い過ぎてしまう、管理しにくい等デメリットもあるので注意が必要です。

クレジットカードなど翌月引き落としの場合は、翌月の予算からカード払いの金額を差し引いておいたり、カードを使ってもお金のやりくりは現金で管理するなど工夫が必要になってきます。
プリペイドカードやQRコード決済などは、自動振替するのではなくて、毎月使う分だけをチャージするようにすると、使い過ぎを防ぎやすくなりますよ。

昨年の失敗から、家計管理をするならやっぱり現金の方がわかりやすいと実感。
そこで、今年から固定費+大きな買い物はカード、生活費などの日々のお金は現金を使うように変更しました。これからさらに改善していく予定です♩


◆記事を書いたのは…しば
1歳娘を子育て中の20代駆け出し専業主婦。ズボラで飽き性だけどお金だけはきっちりしておこうと結婚直後から家計のやりくりに奮闘中。元銀行員の知識を生かしプチ投資にも挑戦しています。

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