【家計簿】家計簿の数字が合わない!考え方と対処法

2020/02/17
  • ライター。転勤族の夫、3歳0歳の姉妹と暮らす。「わたしが楽する暮らし方」をモットーに記事を執筆。 もっと見る>>

家計管理に奮闘中、お金とうまく付き合いたい!元銀行員ライターのしばです。

家計簿をつけていると悩まされる「どうしても計算が合わない」問題。
通帳の数字と家計簿が合わないとモヤモヤしますよね。
そこで今回は、家計簿の数字が合わない時の考え方と、対処法についてご紹介します。

家計簿の数字が合わない!夫婦で喧嘩勃発

我が家では家計簿アプリを夫婦で共有し、支払いがあればそれぞれ記録しています。
しかし、家計簿では5万円の黒字なのに、銀行の残高や現金を計算してみると家計簿の数字より3万少ない…なんてことも。
「忘れずに記録しているのになんで?」と頭をかかえ、夫と責任を押し付けあいになり大喧嘩したことも一度や二度ではありません…。

こんなことが続けばストレスになり「家計管理向いてないのかも…」と投げ出したくなることもしばしば。

実は、家計簿の数字が合わなくても気にしなくていいんです!

「家計簿をつける→数字が合わない」を繰り返し、ネットや本を読みあさった結果私がたどり着いた結論は【家計簿の数字が合わなくても気にしない】こと!

そもそも、家計簿をつける目的は「お金の流れの把握、見直し、改善」。
収支を完璧に合わせようと時間を割いたところでお金が増えるわけではないし、ストレスになるだけ。
人の手でやっている以上、記入漏れやミスは起きるものだと受け入れることも大事です。

家計簿は参考程度に考え、数字が違った場合「通帳の残高や現金の合計額から出した支出額」を優先すると決めてしまえば、ストレスなく家計簿を続けることができますよ。

家計簿が合わないときはここを確認!

家計簿の数字は気にしなくてもいいとはいうものの、「数字が合わないとどうしても気持ち悪い」という気持ちも、よく分かります…!
計算ミスの原因を調べたいという方は、以下のチェックリストを参考にしてみてくださいね。

見直しチェックリスト①:記入漏れはない?

家計簿によくあるのが、「記入漏れ」。
自販機などレシートをもらわない支出は、すぐに家計簿をつけないと忘れてしまいますよね。
また、口座やカードから自動引き落としにしている支出(Amazonの年会費とか)は記入漏れやすいので要注意。

記入漏れを防ぐためにレシートはなるべくもらう、レシートがない場合はすぐ記録するか、メモに残しておくようにするといいですね。

見直しチェックリスト②:記入ミスはない?

ガス代が先月の計算になっていたり、値上げされていた固定費(新聞代など)を前の金額で書いていたりと、ちょっとした記入ミスはありませんか?
アプリで自動的に固定費を記録している場合、増税や値上げ前の金額がずっと計算されていることもあります(うちはそれだった)。
通帳やカード明細などで確認できるところは、記入ミスがないかどうか再確認してみましょう。

見直しチェックリスト③:カード明細は確認した?

カードや電子マネーは便利で多用している方も多いと思いますが、家計簿の数字が合わない原因になるので要注意。
カード払いが多いと記入漏れや、支払日と引き落とし日に支出を二重に記録していることも。
カード明細と家計簿を見比べて、間違いがないかチェックしてみてください。

我が家では引き落とし日ではなく、支払った日に家計簿に記録。
家計簿の数字に悩まされたことからカード払いを減らし、明細は夫婦でチェックするようになりました。

家計簿の数字が違っても続けることが大事

家計簿の収支ってちょっとしたことでズレてしまうもの。
私も計算を合わせようと躍起になったことが何度もありますが、後から考えたところで原因が分からないことって多いんです。
そこに必要以上に時間をかけても、「家計管理しんどい」とストレスになるだけ。

ある程度原因を探って分からなければ、「来月は計算が合うように頑張ろう!」と気持ちを切り替えて、楽しんで家計管理を続けられるようにしましょうね。

◆記事を書いたのは…しば
1歳娘を子育て中の専業主婦。元銀行員で預金と運用相談を担当。ズボラで飽き性だけどお金だけはきっちりしたいと結婚直後から家計のやりくりに奮闘中。

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