節約上手はどんな家計簿を使ってる?家計簿の種類と使い方

2020/02/26
  • ライター。転勤族の夫、3歳0歳の姉妹と暮らす。「わたしが楽する暮らし方」をモットーに記事を執筆。 もっと見る>>

家計管理に奮闘中、お金とうまく付き合いたい!元銀行員ライターのしばです。

いざ「家計簿をつけよう!」と意気込んでも、手書きやExcel、アプリなど種類が多くて「どれを使えばいいの?」と悩む方も多いもの。
そこで今回は、家計簿の種類ごとのメリット・デメリットや、私が実践している家計簿の使い方についてご紹介していきます。

家計簿を選ぶポイントは?

「貯金したいから家計簿を始めました」という方は多いですよね。
しかし、家計簿をつけただけではお金は貯まりません…。

家計簿って結局「自分が何にお金を使ったか」を記録しているだけ。
家計簿の記録を元に、無駄な出費がないか、突出して出費の多い項目はないか等「見直す→改善」することが重要です。

どの種類の家計簿が使いやすいかは人それぞれ。
ただ家計簿を選ぶ際には、

・見直しがしやすい
・負担なく記録ができる
・お金の流れ全体を見通しやすい

の3点を意識して選ぶようにしてみてくださいね。

自分で書き込みたい人は「手書き家計簿」

根強い人気のある手書き家計簿は、じっくり家計と向き合いたい人や、メモやイラストを書き込んで楽しく家計管理をしたいという人におすすめ。

〈メリット〉
・イラストや色付けなど自分好みにアレンジできる
・手書きで書くと記憶に残りやすい
・メモだけでなく、予定や日記も一緒に書き込める

〈デメリット〉
・市販の家計簿だと使わない項目が出てくる
・家計簿をつけるのに時間がかかる
・手計算なので計算ミスをすることも

スッキリ家計を管理したい人は「Excel家計簿」

計算が苦手な人や、パソコンで家計を管理したい人におすすめなのがExcel家計簿。
自動集計やデータ化も簡単で、自分の使いやすいようにアレンジした家計簿を作ることができます。

〈メリット〉
・計算が楽な上、保管場所もとらない
・表やグラフ作成も簡単で、家計の分析がしやすい
・自分のオリジナル家計簿を作れる

〈デメリット〉
・パソコンを開かないと記録できない
・Excelが苦手だと難しく感じる
・家計簿を1から自作する必要がある

家計に手間をかけたくない人は「家計簿アプリ」

手書きやExcelでじっくり家計簿をつける時間がないという人や、夫婦2人で家計を管理したい人に人気なのが家計簿アプリ。
レシート読み取りや口座やカードと自動連携できるなど、豊富な機能も魅力です。

〈メリット〉
・どこでも簡単に記録できる
・収支計算や、項目ごとの集計が簡単
・夫婦や家族で家計簿を共有できる

〈デメリット〉
・レシート撮影がうまくいかない時は手で修正する必要がある
・品目の分類や名前が変更できないアプリも多い
・アプリの不具合等でデータが消えることもある

どのアプリがいいか悩んだら併用もおすすめ!

私は色々と試した結果、
・普段の記録→家計簿アプリ
・月末の集計→ノートに手書き
とアプリとノートを併用して家計管理をしています。

普段の支出は夫婦で同じアプリを共有し、そこに記録しています。
しかしアプリだけでは一部の項目だけ集計したり、メモを残したりはできないので、月末の集計はノートに。
うまくいった・できなかった理由や改善点も一緒にメモして、見直しがしやすいようにしています。

今は家計簿の項目や予算分けを調整している段階なので手書き集計ですが、時間がかかるのが難点…。
ある程度形が定まったら普段の記録はアプリ、集計はExcelに変えようかなと考え中です。

家計簿を使ってやりくり上手になろう!

家計簿をつけていると、自分の頑張りが数字として分かるのもいいところですよね。
家計をうまく回せるようになると、日々の節約やお金の管理が楽しくなるはず。

手書きやExcel、アプリとそれぞれの家計簿に良さがあります。
色々と試しながら、自分に合った家計簿を見つけてみてくださいね。

◆記事を書いたのは…しば
1歳娘を子育て中の専業主婦。元銀行員で預金と運用相談を担当。ズボラで飽き性だけどお金だけはきっちりしたいと結婚直後から家計のやりくりに奮闘中。

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