料理下手でも簡単!毎日美味しい味噌汁を作る時短術3選

2020/02/25
  • ライター。転勤族の夫、3歳0歳の姉妹と暮らす。「わたしが楽する暮らし方」をモットーに記事を執筆。 もっと見る>>

家計管理に奮闘中、お金とうまく付き合いたい!元銀行員ライターのしばです。

節約や健康のためになるべく自炊を心がけたいところですが、料理が苦手な人にとっては献立を考えるだけでもハードルが高いもの。
毎日美味しい味噌汁が飲みたいけど、具材の用意や出汁とりに手間をかけたくない…という人も少なくないはず。
そこで今回は「料理は30分以内」と決めたズボラ主婦の私が実践している、毎日簡単に味噌汁を作る時短術をご紹介します。

味噌汁は忙しい主婦の味方!

味噌汁はどんな食材とも相性がよく、安売りの野菜も余った食材も味噌汁に入れてしまえばなんでも美味しく仕上がるのがいいところ。

味噌の中にはアミノ酸をはじめとした複数の栄養成分が含まれていて栄養も豊富。
「1日2杯以上味噌汁を飲み続けると美肌になった」という実験結果もあるくらい、美容にも健康にも効果が期待できる料理なんです。

ただ、毎日作り続けるとなると手間をかけてはいられませんよね。
ちょっとした工夫をするだけで、味噌汁作りの手間を一気に減らすことができます。

時短術①:カット野菜を自作する

料理をするたびにまな板を出して野菜を切って…となると、洗い物も増えるし面倒に感じやすいですよね。

そこで私が実践しているのが「カット野菜を自作する」こと。
スーパーでよく売られているカット野菜と同じように、買ってきた野菜をすべて一口サイズに切り、袋に入れて冷凍保存しているんです。

「料理するのめんどくさいなぁ…」なんて日も、冷凍庫から出してそのまま調理するだけなので楽ちん。
使い終わったナイロン袋は捨てずに、生ゴミや納豆の食べ終わった容器を捨てる時に再利用。

我が家の味噌汁は、にんじん・玉ねぎ・しめじ・えのき・わかめと野菜たっぷりの具沢山が定番!
すべてカット野菜を鍋に放り込むだけ。
味噌汁が具沢山なので、生姜焼きなどのメインでタンパク質が取れるように意識しています。

時短術②:「出汁パック」を使う

出汁は旨味が豊富で味付けも少量でよく、減塩効果も期待できます。

でも、昆布や鰹節を煮込んで、一度こして…とか、そんな手間暇かけてまで出汁をとりたくない(ズボラ)。
以前は粉末の出汁でいいかと思っていたんですが、娘の離乳食と同時に方向転換。
娘に出汁をとったおいしい味噌汁を知ってもらいたい…。

そしてたどり着いたのが「出汁パック」!
野菜と一緒にパックを水から煮込み、しばらく沸騰させるだけで簡単に出汁がとれるんです。
煮込んでいる間にメイン料理を作れば、15〜30分ほどで夕食が完成!

出汁パックは粉末出汁より値段がちょっとお高め…。
それでも粉末だしを調整するより簡単だし、添加物が気になる幼児にも安心して使えるのでリピートしています。

「出汁を簡単に取りたい」「子供の分も一緒に作りたい」という方は、ぜひ出汁パックを試してみてくださいね。

時短術③:ピンチの時はフリーズドライの味噌汁を活用

週末や体調が悪い時など、惣菜や残り物を頼りたくなる日ってありますよね。
そんな時も味噌汁を加えると食事の満足度が上がり、おかずが少なくても物足りなさを感じにくくなります。

私が「今日はもう味噌汁さえ作りたくない…」なんて気分の時に活用しているのが、「フリーズドライの味噌汁」!
フリーズドライとは、食材や料理を『急速に冷凍(freeze)して乾燥(dry)させる』こと。
この技術を使うことによって栄養価の高いまま、風味を損なわずに長期保存ができるんです。

インスタントの味噌汁は味が濃いものが多くて苦手だったんですが、フリーズドライの味噌汁のあまりの美味しさに感動。
風味豊かな、具沢山の味噌汁がこんな手軽に食べられるなんて…!

値段は少し張りますが、お湯をかけるだけで美味しい味噌汁が食べられる上に賞味期限も長いので、我が家では常にストック。
カットしておいた野菜をレンジで温めて追加すれば、より食べ応えのある味噌汁になりますよ。

簡単味噌汁で食費も削減!

料理が得意でない、育児に仕事に忙しい主婦にとって毎日の食事作りは大変なこと。
野菜をまとめて切っておく、肉は1食分ごとに分けておく等のちょっとした工夫で、食事作りのハードルをぐっと下げることができます。
料理が面倒で外食や惣菜が増えるという方も、ぜひ今回紹介した時短術を試してみてくださいね。


◆記事を書いたのは…しば
1歳娘を子育て中の専業主婦。元銀行員で預金と運用相談を担当。ズボラで飽き性だけどお金だけはきっちりしたいと結婚直後から家計のやりくりに奮闘中。

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