「いい人」ほど貧乏になる!?お金に嫌われないために今すぐやめるべきこと3つ
「お金が足りない」とか「貯金ができない」と悩んでいる人って、実は知らないうちに「お金に嫌われる」行動をとっているかも…。
今回は20代子持ち主婦でも貯金700万超の私しばが、お金に嫌われないために今すぐ辞めるべき習慣を3つ紹介していきます。
お金に嫌われる習慣①:お金に関心のないフリをする
お金にこだわる人ってなんだか「がめつい」とか「いやらしい」というイメージがありませんか?「お金の話をする=他人から嫌な奴と思われる」と思い込んでいる人は、ついつい以下のようにお金に関心のないフリをしてしまいがち。
・家電など大きな買い物をする時も値下げ交渉が出来ず言い値で買ってしまう
・友人に頼まれてお金を立て替えたけど「返して」と言いだせない
・「仕事が遅くて迷惑かけてるから…」と残業代をつけない
・お金を稼ごうとするのは恥ずかしいと思っている
夫婦であっても「夫に嫌な顔されたくない」と家計や貯金の話ができなくて悩む人も少なくないですよね。
しかし、お金の話をしないことで自分が損するばかりか、お金が離れていくだけ!まずはお金は自分にとって必要な、ポジティブなものと考えるようにしましょう。
とはいっても守銭奴になるわけではなく、自分に必要なお金は素直に請求する、ママ友に「食費を下げたいんだけど、どこのスーパーがいい?」と聞いてみるなど、自分にできるところから始めてみてくださいね。
お金に嫌われる習慣②:人の誘いは断れない
気を使うだけのママ友とのランチ会、緊張するだけの上司との飲み会など、本当は行きたくないけど「付き合いの悪い人だと思われたない」「嫌われたくない」と断れない…という人は多いですよね。そういう人ほど交際費が増えても「付き合いだし仕方ないよね」と諦めてしまいがち。
しかし、自分がつまらないと感じる誘いを断れないことでお金がなくなっていくばかりか、自分の大事な時間までも奪われていきます。
自分にプラスになるお誘い以外は、思い切ってお断りしましょう!
「夫が最近お金に厳しくて…」や「用事が入ってて…」など鉄板の断り文句を2、3個もっておくと断りやすくなりますよ。最初からすべて断るのはハードルが高いので、3回に1回は断るようにするなど徐々に減らしていくのがおすすめ。
お金に嫌われる習慣③:“なんとなく”貯金したいと思っている
真面目な人ほど「もしもの時のために貯金はした方がいい」という“常識”をしっかり守ろうとします。確かに人生は予想外の連続、緊急事態に備えてお金はあったほうがいいですよね。でも、それが「いつ」で、「どのくらい」お金が必要なのか考えたことはありますか?
そう、お金に嫌われる人は「みんながいいと言っているから」貯金をするので、「貯金して自分がどうしたいのか」までは考えないんです。
将来の見通しが立たないままだと今の貯金で足りるのかも判断できませんよね。コツコツ節約する割に、「万一のため」と勧められたまま必要のない高額な生命保険に入るなど、余分な支出をしていることも…。
なんとなく貯金をしている人は、まずは将来「いつ」「いくら」お金が必要になるのか簡単でいいので計画を立ててみてください。
しかし、急に5年や10年先を見据えたライフプランを作るのは至難の技。まずは1年だけでいいので「GWの帰省はいくらかかるかな?」「七五三にいくら必要?」など思いつく行事と予算をカレンダーや手帳に書き出してください。もし「入学金忘れてた!」など途中で気づいたら追加で書き込みます。
1年の見通しが立つようになれば、あとはそれの繰り返し。先を見通す練習を繰り返して、少しずつ長期的な計画もたててみてくださいね。
お金に好かれるのは「自分を大切にする」人!
お金は自分や家族の生活を幸せにしてくれるもの。
他人の目を気にして「いい人」でいるより、自分の意見をちゃんと言える人の方がお金には好かれやすいもの。
自分の軸をしっかり持って、お金と楽しく付き合っていきましょうね。
◆記事を書いたのは…しば
1歳娘を子育て中の専業主婦。元銀行員で預金と運用相談を担当。ズボラで飽き性だけどお金だけはきっちりしたいと結婚直後から家計のやりくりに奮闘中。