ローストビーフ (完結編 タレ作り編)
こんにちは!オウチゴハン研究家のはっとりみどりです。これまで、オウチゴハンのごちそう、フライパン&鍋で作れるローストビーフのレシピを前編(下準備編)、後編(加熱編)とお伝えしてきましたが、ようやく完結編。
今回は簡単にできておいしいローストビーフのタレの作り方を紹介します!
使いたいのは、ローストビーフを焼いたフライパンに残ったエキス。
肉の旨みがたっぷり残っているので、絶対に捨てないで活用してください。
それではさっそく、作りかたです。
作りやすい材料
材料
肉を焼いた後の汁 あるだけ
たまねぎ 60g
にんにく 1カケ
バター 30g
しょうゆ 大さじ3強
酒 大さじ2
黒胡椒 少々
肉を焼いた後のフライパンは洗いません!
工程1
たまねぎ、にんにくをすりおろす。
たまねぎ、にんにくのラストはおろしにくいですね!
指まですると危ないので、刻みましょう!
工程2
ここで、肉を焼いたフライパン登場です。
フライパンを『弱火』で熱し、バターと、刻んだにんにく、たまねぎをさっと炒めます。
バターが溶けたら、すりおろしたたまねぎ、にんにく、酒を加えて混ぜます。
ここもずっと『弱火』です。
ふつふつと沸騰し、30秒程度そのまま加熱したら、しょうゆを加え、火を止めます。
よく混ぜて、黒こしょうをふり、ひと混ぜして完成です!
余談ですが......
以前開封後、うっかり数年経過した胡椒と遭遇。恐る恐る香りを確かめたところ、ほぼ無臭。いや、何なら部屋の臭いを吸っているような印象でした。スパイスやハーブ類は使い切るのが難しい傾向にあるのは否めませんが香りが命。開封後は、しっかり密閉し、湿気を防ぎ保存する工夫が必要です。
また、粗挽き黒こしょうなどは、ホールタイプをミル(こしょうを粉砕する容器)で挽きながら加えると、力強い香りを楽しめます。最近では、ミルと容器が一体型の商品もお手頃価格で売られています。パウダータイプに比べて、香りの持続も良い印象です。
ローストビーフのような特別の日の料理では、仕上げの調味料の次第で仕上がりの風味を左右します。小さな粒でも大きな影響があるもんです。料理に限らず、仕事でも日常でも『これくらいなら、いいや』と最後に気や手を抜くと、すべて台無しになることも!
これ書き終えたら、家のスパイス類、チェックしてみようっと......。
◆記事を書いたのは・・・服部みどり(オウチゴハン研究家)。簡単でおいしい料理のレシピ提案や旬の食材の調理法など提案しています。