【まさに】パートを辞めるタイミングを見失う【五里霧中】
色々な職場がありますけれど 角を曲がった
出会い頭に入院用ベッドに吹っ飛ばされそうになったり。
エレベーターにベッドだけが乗っておりてきて人が乗れない。そんな
現場に居合わせるのはこの業界だけです。たぶん。
現在 大きめの病院勤務の医療事務のパートです。
業務は細分化されており
歯車感がはんぱないです。
そんで、
これでもかっ!というぐらいの頻度で
辞めるタイミングを逸しております。
そう!合言葉は『コロナ憎し!』
何度もあった、辞めるチャンス…!
このパートしばらくやっております…
わたくし、人のことをとやかく言えるほどの人間ではありませんが
ここは、穏やかで温和という言葉から180度離れた
餓えた虎のような 猛々しいご性格のお局様が常在する職場です。
昔の少女漫画さながら、自分の悪口が扉の奥から聞こえるとか
最初聞いてた給料より安かったりとか
と炎上案件には事欠かない職場でした。
ですが、何か事件が起こる度に
解決したら辞めよう!
これ終わったら辞めよう…!と思うんです。
同じ時期に入った人がお局様からのストレスで来なくなってしまったときとか
嵐のような上の人事総入れ替えで、そのツケが回ってきたときとか
でも、その時。
今のこの苦労は、一皮むける為、困難を乗り越えるための 試練ではないかな…?
この先に何か良いことがあるのでは?
と
何故か辛いときほど前向きに捉えてしまうのです。
なんだろう?心の防衛本能かな?
疲れきってると、新しい未来を思い描くまで至らない。
ホントにもう辞めてやる~と燃えているときに
ささやか~なボーナスがでたり
普段絶対謝らない龍が如きお局様が謝ってきたり…
『今のタイミング辞めずらい…?』
という謎の辞職しずらい、ささやかなムーブメントが発動し
辞めるの一旦おこう。となってきた歴史があります。
なんかね、疲れきってると
大きな物事を判断出来なくなって
取り敢えず、この問題を乗り切ろう!そして、後から考えよう!
となりがちなんですよね~!
こどもの学校の終わる時間に終了する勤務時間。
次男の放課後デイサービスに近い立地。
旦那との休みの調整。
これを今のパート先辞めて
もう一度やり直すの 想像を絶する程めんどくさい…!
となってしまうのです。
それなら今じゃなくてもいっかー
と心の林修先生も○のパネルを出してるのが見えてきます。
そうこうしてるうちに、強襲!新型コロナ…!
そうこうしてるうちに新型コロナウイルスの流行です。
入って分かったけど医療業界って まぁ、ブラック寄りだなぁと。
もともとギリギリの人員で回してるので、
誰か急に休んだり、辞めたりしたら
身代わりで誰かがそのできたてホヤホヤの地獄に
放り込まれるのです。
さらに、コロナショックが医療崩壊に繋がるぞ…!という
社会からの半端ない圧力…!
前提として『崩壊してない』ってことになってるけど
夜勤当直明けのドクターがそのまま日勤して手術とかあるあるだし。
フラフラで倒れそうな看護師さんには大丈夫ですか?って聞いちゃいけない。
『全然大丈夫じゃない顔して、大丈夫です。』ってこたえるから
『どうしました?』と聞くのが良い。
とか身をもって知れたりする時点で、もともと
医療現場は崩壊しがちなのでは?と思っちゃう。
社会からの圧力がビシビシで
今は辞めれないなー…
と感じました。
が、甘かった…新型コロナウイルスによる感染症の流行は激辛案件だったのだ。
え?手当てつかない?
他の病院はよく知りませんが、勤め先は
いわゆるコロナ手当てはドクターと看護師だけ。
他のコメディカルスタッフにはつかないということでした。
悲しい。
結果、感染の恐怖に怯えながら、通常業務をこなせ!手当はない!
がデイリーミッション。
もし感染したら、放課後デイサービス2ヶ所と小学校2ヶ所、
旦那の職場に多大なる迷惑をかける…!
という 凄まじいプレッシャーのなかのお仕事。
もうね、
めっちゃくちゃ手を洗ってますね!感染症対策には何よりも手洗いが一番!
まぁ手は荒れっぱなしだけどね…!
あと地域のコロナ関連情報が、生で飛びこんで来るが守秘義務があるので
一言も漏らせない…!家族にも内緒。
家族に辛さを分かって貰えない、苦しさもプラス。
くはー この苦労絶対時給に見合ってないっ!
と日々思うのです。
せめてもの抵抗で、ぴったり定時に上がってます。
私に似た立場の人は全国に沢山居るんだろうけど
みんなこんな風に思いながら頑張ってるのかなぁ…
そして、また
感染が再燃しそうな気配に
辞めるタイミングを完全に見失っているのでした…
この記事を書いたのは そらんぽりん。
家族のためにガッチリ!やりくりお金ライターのそらんぽりん。
家族四人。
賃貸物件在住の転勤族。
旦那と私と長男くん、次男くん。
私以外は全員男子!
年々 運動部のマネージャーと化していく自分を感じます…!
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