余裕が生まれる家事のコツ!年中無休の主婦に休みを!

2020/07/13
  • ガッチリやりくり!ライター 家族のためにガッチリ!やりくりライター“そらんぽりん。”です。7年で1000万円貯めました! もっと見る>>

お昼ごはん時に夫にLINEで送って、
重たい!LINEで言うことじゃない!
と言われそうな夫婦の問題はなんでしょう?
我が家では
1位『お金』
2位『家事分担』です。
子育て世代なら『育児』も枚挙に暇が無さげですが、全世代よーいドン!で
『夫婦のシリアスな問題は何ですか?』
だと、おそらくお金の次は『家事分担』

家事は基本的に大変、日々のことなので誰かに誉めちぎられるわけでもなく。
当然、賃金も発生しません。
なのに、どうしても母に負担が寄りがちなのは、全然納得行かない!
と思ってるのは私だけではないはず。

大事なのは家事分担!

リアルなMr.&Mrs.スミスが勃発

夫に家事分担をお願いする時。
『何でこんなに気を使いながら
頼まなきゃいけないんだー!』と
心の声が漏れそうです。
『そこまで言うなら、不馴れな自分がやるより、これまでみたいに慣れてる妻がやった方がいいんじゃない?』……漏れてたみたいですね。
こう切り返されると、飲み込みがたい鉛のような3秒間の沈黙の後に
リアルなMr.&Mrs.スミスが勃発してしまいます。やだこわーい。

家事分担は家族の重大案件です、夫婦2人でまず家事の内容を擦り合わせておくところからやっておいた方が良いです。
我が家は結構、認識の差があってびっくりしました。

その家事の工程いくつ?

例えば、認識の差が出やすいのは
ご飯!
夫『食事をつくる』
工程は1。 

『栄養バランスを考えて献立を決める』
『予算内で材料を買う』
『調理する』
『食卓の準備』
『子どもにきちんと食べさせる』
『洗い物』
『キッチンや食卓、子どもが食べこぼした床の清掃』
『明日の朝御飯の為のご飯の残量チェック』『足りなければ炊飯タイマーセット』
なんと!9工程!
これを夫に伝えると、ぽかん顔。 

そりゃあ夫の言うように
1工程に簡単にすることは出来ます。
……そう!総外食ならね!
「コスト」というめちゃくちゃデカイ問題を除けば……ね!
1ヶ月総外食の試算(17万円)と
この埋め合わせのために夫婦の小遣いと月々の貯金は0になる伝えると
『必要!9工程は必要!』
と首がもげる程頷いていました。
そうだろう?
SSR のベテラン主婦のやりくりパワーを
思い知ったろう?

めちゃくちゃお互い様

さて、分担の決め方ですが
家事をやるのは「手が空いてて、できる方」とぬるい決め方をすると、恐らく「手が離せない、忙しいんだ」と言ってどっちかはやらない気がします。

そして、手が離せないという夫の手には、ゲーム画面が起動しているスマホが、溶接してあるの?ぐらいの勢いでがっちり握り込まれています。
同じく
手が離せない妻の手にもスマホが握られ
住宅セルフリフォームの動画とごみ屋敷の清掃動画が再生されつづけています。

はい。めちゃくちゃお互い様です

まぁ、夫も妻も両方共働きの家庭が多くなってきているので、リアルに忙しい。という問題もあります。
これに関しては
食洗機やドラム式洗濯機などで家事を効率化しましょう。実家の母や夫の母が使ってなかったのは食洗機やドラム式洗濯機がその時代になかったからです。
極論、便利なものがあれば家事は楽になります。使えるもんは使ったれ!

仕事と生活を分担したら……?

桃太郎ならおじいさんは山でしばかり、おばあさんは、川で洗濯。
昭和なら、男は外で仕事、女は家で家事、育児事が一般的。
私が若いときはこれはこれで分担が出来ているから良さそうな気がする
と思ってましたけど、今は違います。
私の実家の父は、かつては祖母が現在は母が世話を焼くため 
自分では家事の類いは、ほとんど出来ません。

この年で考えるのは両親の先のこと。
家事ができない父が残されると、
今まで母の世話で成り立っていた生活が
ドミノのように瓦解します。
ずどどどどん。
なんという恐怖でしょうか。


父の「仕事」はいつか出来なくなる日が来ますが「生活」は連続してずっと続きます。
よって、仕事と生活を分担して、
仕事しか出来ない人間はどうしても、生活を多く担う側の負担になるのです。

『子ども』と家事分担

というわけで、家事を夫や子どもに
教えるのはめんどくさいものです。
ですが、仕事をしていようがしていまいが
最低限自分のことは自分で出来るようにさせておくのは、回り回って本人のためなのです。
そういう前提で『子ども』も立派な家事分担の戦力です。

因みに、我が家は3歳からずっとお風呂掃除は長男が担当です。
寝るときはベッドではなく、布団を使ってるので、布団の上げ敷き。これは押し入れと身長の問題で四年生から始めました。
全部1回15円で全部やると45円です。
1ヶ月全セットで高学年小学生おこづかいの平均値はゲットできます。

子どもに家事を辛抱強く教えるのは正直大変ですし、おこづかいと家事を結びつけるのは賛否あると思います。(私も迷いました。)
長男が家事をやってないときは
『もう僕、15円いらない!』と喧嘩になったりもします。
それでも、私が一人でやるより家族でのチーム感が出て精神衛生上、万倍良いです。

さらに、子どもが家事が出来るようになると
こちらが指一本だって動かしたくないほどの疲労で、キッチンで行き倒れていると
こちらを気遣って動いてくれます。 

家事の工程を子どもが知っていると
最初のさわりだけでもやってくれます。
肉を解凍する。野菜を冷蔵庫から出す。など。
こちらも家事への
エンジンがかかりやすくなります。
そのうち、子どもが9工程の全ての『ごはん』を作ってくれる日が来るかもしれません。
今は、おこづかい制にしていますが
単純に
『助かったよありがとう!』
と、感謝を伝えるだけでも
彼の『報酬』になっているなと
感じることがあります。
そういう時には長男の成長を
まぶしく感じることが出来ます。

いかがでしょうか?家事分担。
家族の誰かに負担が片寄ることなく
分散して皆で片付けたいものですね。

この記事を書いたのは

家族のためにガッチリ!やりくりお金ライターのそらんぽりん。です。
九州の端っこに家族四人で住んでいます!
賃貸物件在住の転勤族。
旦那と私と長男くん、次男くん。
私以外は全員男子!
年々 運動部のマネージャーと化していく自分を感じます…!
そんな家族のために
ガッチリやりくりしております!
7年間で1000万円貯めました!

記事の左側のハートマーク 押していただいてる方がいらっしゃって
とても嬉しいです!更新の励みになります~!

計算中