PTAに消極的な主婦が本部役員を引き受けてよかった3つのメリット
シンプルでストレスフリーな暮らしを目指す、サンキュ!STYLEプレミアライターのシンプリストうたです。
本部役員といえば、「PTA大好き!」「子どもや学校の役に立ちたい」という思いが人一倍大きいイメージがありますが、実際には消極的な理由で引き受ける人もいます。
私もそのひとり。
本来は子ども2人につき3回引き受けなければならない役員の仕事を、本部役員になることによって1回でパスできるというゴールド特典にまんまとハマりました。
そんな消極的な私でも、引き受けてよかったと思う場面もあったのでご紹介していきます。
1.不満があるからこそ変えられた部分もあった
実は、本部役員になってからPTA制度を完全任意制にする動きを進めてきました。
具体的には、任意制を実施している別の小学校に話を聞きに行ったり、議題にあげたりです。
結局、コロナ禍で役員の人数も縮小した中での活動だったので、現時点では難しいという結論に至りました。
しかし、ここまで話を進められたのは、私が消極的だったからこそできたことです。
大きな結果は残せませんでしたが、細かい規定を変えたり、今までの古いやり方をアップデートしたりと、小さなことでは改善できたこともありました。
2.学校や先生のことを知れるチャンス!
私が本部役員を引き受けたのは、子どもが小学2年生の時でした。
当時は緊急事態宣言が出され、全ての行事が相次いで中止になった頃です。
参観日もなかったので、子どもの学校の様子もよく分からずにいました。
大事な子どもが通う場所なのに、学校のことを何も知らないままで良いのか?と少なからず疑問も持っていました。
そんな時に、本部役員を引き受けることに。
週に1回以上は必ず学校に出向くようになり、実情を把握することができ一保護者として、安心できました。
3.PTAの必要性を感じることもできた
中には、「え、これもPTA役員がやっていたの?」ということもありました。
例えば、卒業式のお花や紅白饅頭の手配、先生に渡すお花や寄せ書きなどです。
もしPTAがなくなれば、それも廃止ということも十分に有り得るのです。
その他、登校班の取りまとめや旗当番の割り振りなど。
PTAが廃止されたなら、集団登下校制度もなくなり各家庭での負担も更に増える可能性が出てきます。
「PTAは必要ない」ということはカンタンですが、廃止になったら困ることもあるので、その先まで考えていく必要があると感じました。
大変だけど学べることはたくさん!
PTAに積極的でも消極的でも、「ムダを省くこと」や「よりよいしくみをつくること」は共通で目指せる部分です。
本部役員は噂通りとにかく大変でしたが、在宅主婦だった私にとっては色んな人と関わることも刺激的で、その分学べることもたくさんありました。
もし引き受けることになった場合は、「どうせなら楽しもう!」という心構えでやれば視野も広がり経験としてもプラスになりますよ。
記事を書いたのは・・・シンプリストうた
子どもがいてもズボラでもすっきり暮らせるアイデアをご提案しています。