シンプリストが「私服の制服化」をしない3つの理由
シンプルでストレスフリーな暮らしを目指す、サンキュ!STYLEプレミアライターのシンプリストうたです。
「私服の制服化」とは、コーディネートを数パターン決め、順番に着回すことです。私服を制服のように固定化させることからそう名付けられました。
管理やコーデ選びを効率的に行う点では理にかなった方法ですが、今の個人のライフスタイルや価値観には合わないと感じています。
今回はその理由について深追いしてみました。
1.そもそもコーデ選びに悩まなかったから
私服の制服化の1番のメリットは、なんといっても「コーデを選ぶ時間の短縮」です。
その根本には、「コーデを組むのが苦手」だという悩みがあるのでしょう。
しかし、私にとってコーデを組むことはむしろ気分転換のひとつになっていました。
学生時代はショップ店員のバイトを経験したこともあり、提案する側にいました。
数多くの洋服からピックアップする力はその時代に培われたので、数ある服の中からコーデを組むことが「苦」だと感じたことはありません。
日常からコーデを組む時間を奪われたら、楽しみの時間が減るため抵抗があるのだと気づきました。
2.服装でも変化を楽しみたいから
その日の気分や気候の変化に合わせて、最適な組み合わせをしたいと思っています。
家にいる時は、リラックスできるようゆとりある洋服を着たいですし、子どもの参観日には少しくらいは張り切りたい母親としての自分がいます。
そんな変化を楽しみたい私にとって、固定のコーデは「縛られている」という感覚があります。
「自由度」や「気持ちの開放感」を大事にしたい私にとっては、自由に選べた方がストレスフリーでした。
3.「最小限」にはこだわらないから
自分の心地良さやちょうど良さを追求している私にとって、実は数の少なさにはそれほどこだわりがありません。
適量が分からず「最小限」をとことん追求した時期もありましたが、数にこだわるあまり自分の持ち物に全く愛着や興味が持てなくなっていました。
数はストイックに絞らなくても、こまめに整理整頓をし適量管理するだけで、すっきり過ごすことはできます。
ハンガーに掛けられる分だけ持ち、開けるたびワクワクするクローゼットを目指しています。
こんな人は「私服の制服化」をしない方が合っている
以上の理由から、「私服の制服化」も合う合わないがあるのだと気づきました。
私服の制服化をしなくてもよい人は、
・コーデを組むのが楽しみのひとつになっている人
・服装でも変化を楽しみたい人
・数よりも感覚的なすっきりを目指している人
などが当てはまります。
双方にそれぞれメリットがありますが、大事なのは「自分にその方法が合っているかどうか」です。
自分のタイプについて考えるきっかけになれば幸いです。
記事を書いたのは・・・シンプリストうた
子どもがいてもズボラでもすっきり暮らせるアイデアをご提案しています。